ライフハッカーでは何度も言ってきたことですが、どんなところでもできるだけ2段階認証を使った方がいいです。これは、簡単に大きな安心感を得られるセキュリティ対策です。
厳密に言うと、Microsoftは2段階認証というより“2回の認証”でアプリを保護しています。
Microsoft社の認証部門、プログラム管理担当の副社長であるAlex Simonsは、なぜ新しいApple Watchが認証アプリ「Microsoft Authenticator」をサポートしたかを強調しながらブログで説明しています。
セキュリティの観点から見て、Apple Watchでのやり方を2段階認証とみなしています。
最初の要素は、あなたがApple Watchを所有していることで、次の要素は所有者だけが知っているパスコードです。
朝、腕にApple Watchを巻いたら、ロックを解除しなければなりません。腕から外さない限り、Apple Watchはロックが解除された状態のままなので、パスコードをもう一度入力する必要はありません。
Microsoftのアプリ、特にメールでOutlookを使っている場合は、間違いなく自分のMicrosoftアカウントで2段階認証を設定した方がいいです。
Microsoftの公式アプリでも、お気に入りの認証アプリでもどちらでも使えます。今回は両方の認証の設定方法をお教えします。
2段階認証の設定方法
まず最初に、2段階認証を設定したい場合、どこで設定できるかを探さなければなりません。
Microsoftのウェブサイトに、簡単な2段階認証の設定プロセスが載っていますが、ページ階層が深く埋もれています。
以下の手順で探してください。
ステップ1:Microsoftのアカウントにサインインし、「セキュリティ」のページを開きます。
ステップ2:ページ下部にある「その他のセキュリティオプション」をクリックします。
ステップ3:「2段階認証の設定」を選びます。(2番目のセクションにある)
Microsoftの認証アプリと同期する
Microsoftは自社の認証アプリ(iOS、Android)がデフォルトですが、すでに「Google Authenticator(iOS、Android)」のような別の認証アプリやサービスを使っている場合は、代わりにそれを使うこともできます。
ステップ1:「2段階認証の設定」ページで「次へ」を選ぶと、Microsoft Authenticatorの設定を促されます。
ステップ2:Microsoft Authenticatorを使っている場合は、アプリをダウンロードして、自分のアカウントにサインインしましょう(自分のメールアドレスや電話番号に送信された確認コードを入力する必要があります)。
ステップ3:2段階認証の設定ページで「次へ」をクリックすれば、準備完了です!
別の認証アプリを使っている場合:
ステップ1a:「別の認証アプリの設定をする」をクリックすると、QRコードが生成されます。認証アプリを使って、これを読み込みます。
ステップ2a:認証アプリがコードを発行するので(通常、数字3〜4桁の番号)、それをQRコードの下のテキストボックスに入力します。
一度2段階認証を設定したら、追加のセキュリティオプションのページで簡単にオン/オフが切り替えられたり、「2段階認証を無効にする」を選択できます。
未対応のMicrosoftアプリの場合は?
Microsoft Outlook Desktop、旧バージョンのMicrosoft Office、Xbox 360、Windows Phoneなど、昔のMicrosoftのハードウェアやソフトウエアで、Microsoftの2段階認証に対応していないものがあります。
これらのアプリを日常的に使用している場合は、特別に「追加パスワード」を設定しなければなりません。Microsoftの追加パスワードの概要ページに、アプリごとの具体的な説明があります。
2段階認証を一旦設定したら、アプリごとの特別なパスワードを入力しない限りエラーが出るようになります・パスワードを今すぐ確実に設定しましょう。
Screenshot: Mike Epstein
Image: Christoph Sholz/Flickr
Mike Epstein - Lifehacker US[原文]