新たに生まれた命があれば、消えていゆく命もあります。それは毎年繰り返される誕生と滅びのサイクル。「iPhone XS」、「iPhone XS Max」、「iPhone XR」という3つの新星が生まれると同時に、ステージから去った子たちもいるのです。
よく戦ってきた。さらばiPhone 6s/iPhone SE
これまで古強者として併売されてきた、iPhone 6sとiPhone SEがついに退場しました。iPhone 6sは廉価モデルとしての存在でしたけど、iPhone SEに関しては「このサイズこそよ!」といったファンが多い端末なだけに、流れた涙もまた多いことでしょう。
いつの日か、iPhone SEのサイズで全画面。といった端末が復活する日もくるのでしょうか?
1年間。その役目を全うしたiPhone X
iPhone XSシリーズの登場と共に、「iPhone X」もなくなりました。価格を下げて併売。とかではなく、なくなっています。まぁ、これに関しては「新しいiPhone XSシリーズを選んでね」ということなのでしょう。
僕らとしても、あんなに盛り上がった10周年のお祭りモデルでもあるiPhone Xが値下げされて居残る姿は見たくない。これでよかったのです。iPhone Xは1年間輝くための特別なヤツだったんです。
役目は終わった。廉価なApple Watch Series 1
Apple WatchがSeries 3となった時でも粘り強くエントリーなApple Watchとして居てくれたApple Watch Series 1も退場。その代わりApple Watch Series 3が値下げされて、3万1800円からとお求めやすくなりました。
スムーズな世代交代。お疲れ様でした! これからはSeries 3へと!
貴金属ではなく、ガジェット。さらばApple Watch Edition
初代Apple Watchの1ラインナップとして登場した「Apple Watch Edition」。高級路線のWatchは18K製で100万円超えというびっくりな価格設定だったけど、話題としてはすごかった!
Series 2からはセラミック素材でプチ高級機路線に変更されました。そして、ついに今回、Apple Watchのラインナップから姿を消したのです。貴金属としてではなく、ツールとして、ガジェットとして。Apple Watchはそういう存在となったのです。
どこに行ったのだ!? AirPowerは神隠し
天狗の仕業かムジナの類か。出すよ出すよと言っていた充電パッド「AirPower」の存在がバニッシュ。公式ページのどこを探しても見当たらないのです。
この子は本当に空気のように、いつの間にか居なくなってしまうのでしょうか? なお、AirPodsのワイヤレス充電ケースも「発売日未定」に変わっちゃっていました。ワイヤレス充電が鬼門です。
そして忘れてはいけません。気がつけばそこにいて、長年連れ添った家族のようなあの存在もなくなったのです。
Source: Apple