「心を奪われる」経験ってそうそうない。
Apple(アップル)がiPhone XSとiPhone XS Maxを発表しました。iPhone Xと同じ5.8インチとiPhone史上もっとも大きな6.5インチディスプレイで、どちらもiPhone Xの後継となる新作です。
去年もそうだったんですが、競争率が半端じゃなく高いSteve Jobs Theaterのハンズオンエリア(これでも去年からは拡張したとのことでしたが)で実機に触ってきた感触は、ゴールドめちゃキレイ、XS Maxデカっ!でした。
心奪われるゴールド
新色のゴールドやばいです。これまでのiPhoneにもゴールドのカラーはありましたが、実はどの世代のゴールドもちがう色味で、当然今回のゴールドもオンリーワンのゴールドに仕上がっています。
今回のゴールドは魅惑の色。僕はiPhone 8のゴールドが好きだったんですが、一瞬で心を奪われてしまいました。
はじめてプライベートでゴールドのiPhone買うかも。
側面の素材はiPhone Xと同じステンレス。ですが、iPhone XSのゴールドとスペースグレーはシルバーのままのステンレスではなくそれぞれの色に着色されています。
XS Maxのサイズをどう見るか
デカさは正義とか、大は小を兼ねるとか、大きいことはいいことだって言葉はあるんですが、それはいつでも当てはまることなのかどうかって話がありまして。
ハンズオンエリアで最初に手に取ることができたのがiPhone XS Maxだったんです。iPhone史上最大の6.5インチディスプレイに表示されるHDR写真や動画は言わずもがなキレイで、手のひらに置いて見るディスプレイサイズとしては僕が体験したスマホのなかではこれまでにないほど大きいものです。これでNetflixやYouTubeを見るのホント良さそう。
メッセージやチャットのアプリを表示したときの大型ディスプレイならではの余裕も感じられましたし、手に持ったときの第一印象は「軽っ!」だったんです。6.5インチディスプレイが乗った筐体サイズの見た目から脳が予想した重さと実際の重さが合わなかったからか、大きいのに軽い、と。
で、さっき書いたゴールドとの相乗効果もあって「今年はiPhone XS Max買うかも!」ってモードに入ったんですが……デカいです。
筐体サイズの大きいiPhoneが出るたびに言われることですが、片手じゃ持てない・持ちにくい。画面の上のほうは指が届かない。そんな不安は今回のiPhone XS Maxにも言えることです。
でも、やっぱあの大画面は捨てがたい……。この、まとまっていない感じからXS Maxの魅力と気がかりを感じとっていただけたら幸いです。
iPhone Xとの差を紐解きたい
最後にこれだけ。今年もiPhoneは大きく進化しました。スペックやベンチマークの数値、機能的な進化ももちろんですが、そもそもAppleが作りたいiPhoneは体験のなかに溶けてしまうiPhoneです。それをターゲットとしたとき、何よりも優先されるのは実際にiPhoneを使ったときの体験や感覚にほかなりません。そのためのパフォーマンスであり、機能であるはずです。
去年のiPhone Xから、iPhone XSの体験や感覚はどう変わったのか。詳しくは長期間使ってからのレビューで紐解いていきたいところ。今年のiPhoneからは、数値では伝わりにくい潜在的な進化が大きいように感じるのです。
追記(2018年9月13日17時16分):この記事はAppleからのイベントの招待を受けて制作されています。