ARぱないよーすごいよー。
9月13日(木)のApple Special Eventにて発表された新しいiPhoneたち「iPhone XS(テンエス)」と「iPhone XS Max(テンエス マックス)」。
搭載されたA12チップとニューラルエンジンも超パワフルで、機械学習にも対応し、Core MLも9倍の速度に。もちろん、ARKit 2も強化されています。
その強化されたAR機能を使ったデモとして、NEX TEAMによるARアプリ「HOMECOURT」がお披露目されまして。これはiPhoneのカメラでバスケットコートを撮影するだけで、色んなものを認識してくれるというもの。バスケットコートが身近にないぜというのは置いといて、こんなことができるみたい。
iPhoneのカメラでコートを映すと、1on1対戦時にどちらがシュートを入れたかをカウントします。まぁこの機能は、すごいけどすごいですね、ってレベル。真にすごいのは次です。
これ、シュートを打ってる人の動きをモーションキャプチャーみたいにセンシングしてるんです。
本来はモーションマーカーを装着しないと難しい処理をリアルタイムでやってて、しかもシュートの軌跡や距離、時間、角度まで表示してくれる。リアルタイムにですよ、すごくないですか!?
シュートを打つ位置や、位置ごとのシュート率もこの通り。一緒に登壇したNBAの元MVP選手Steve Nashさんも「こんなアプリが子どもの頃あったらな」とコメントするほど。
プロのスポーツ選手みたいなフォーム分析がスマートフォン1コでできてしまうとは、いやはやデバイスの進化、おそろしや。
同じようなことがサッカーの蹴り方や、野球のバッティングフォームでも出来たなら、運動部の人たちはiPhone XSやiPhone XS MAXを選ぶ理由ができますね。できてしまいますね…!
ギズモードジャパンより転載(2018.09.13公開記事)
Image: Apple
Source: Apple