Appleイベントでフィル・シラー上級VPが「ボカー」と力説しているのを聞いて、なんのことだろう?と思った人も多いハズ。
あれは「bokeh(ボケ)」。日本語派生の英語です。
「ボケ」は発音があやふやな単語
実はアメリカ人には結構発音が難しくて、みんなちょっとファジーな認識のまま、銘々勝手に雰囲気で発音しているような状態です。それがよくわかる動画があったので、貼っておきますね。
終盤、キヤノンのRYU NAGASE氏が、お手本の発音を示していますよ。笑
反応するの日本人だけかも…って思ったら、開幕前に編集長とツーショット撮ってたユーチューバーやプロフォトグラファーさんたちも反応してました。
Phil Schiller "let's shoot some bocca" ? #vidabocca#bokeh#photography
— MGDR (@MGDR) September 12, 2018
PSA: It’s “bokeh” not “bokuh” https://t.co/LGV6rrJMS1
— PhotoShelter (@photoshelter) September 12, 2018
「アップルの製品名を複数形にするのは邪道だ!」と、文法には一家言をもつフィル・シラー氏だけに、ちょっとおもしろ場面でしたわね。
フォトグラフィーの新時代、はじまる
ボカーボカーと強調したくなるのも道理で、iPhone XRとXS、XS Maxには同じ広角レンズが入ってて、XRはシングルカメラなのにボケ処理ができるんです。しかもボケ具合は撮影後にスライダーで調整できるの! あれほんといいですよねー。きれいな女の子に持たせたら、ポートレイト朝から晩まで撮っちゃいそうだ…。
発音にツッコミを入れつつ、写真ユーチューバーのTed Forbesさんは、大きなセンサ搭載しなくてもチップでそれができちゃうことのすごさを、くわしく説明しています。「コンピュータの画像処理がここまできた」と。フォトグラフィーの新時代はじまった感がありますね。
Source: Apple