やはり差をつけてきましたか。
今年のiPhoneは「iPhone XR/XS/XS Max」の3機種が登場したわけですが、やはりというべきかApple(アップル)はそれぞれのRAM容量に差をつけてきたことが、ベンチマーク結果から明らかになっています。XS Maxの容量は歴代のiPhoneで最高。ちなみにAppleは毎度RAM容量を公言しないので、ベンチを測定して初めて判明する恒例の流れですね。
4GB!
LetsGoDigitalに掲載されたベンチマークアプリGeekbenchのスコアを見ると、iPhone XS MaxのRAM容量はゴージャスに4GB。iPhone Xが3GBでしたから、1GB増。画面サイズ、重さ、バッテリー時間もさることながら、RAM容量まで歴代最高。
また、iPhone XRのRAM容量は3GBだと記載されています。残念ながら、iPhone XSのスコアは掲載されていません。
A12は横ばい?
Geekbenchのスコアには新型の「A12 Bionic」プロセッサのスコアも書いてありました。iPhone XS Maxに搭載されたA12 Bionicでは、シングルコア:4813、マルチコア:10266となっています。
昨年のA11 Bionicを搭載したiPhone Xのベンチスコアは、シングルコア:4208、マルチコア:10116ですから、あまり違いがありません。これは会場に用意された端末のプロセッサクロックが落とされていたか、あるいはOSかハードウェアの最適化が進んでいなかった、などの影響が考えられます。現時点では、参考程度といった感じですね。
Appleによれば、A12 BionicはA11 Bionicに比べてCPUが最大15%、GPUが最大50%高速になったとうたっています。21日から出荷される実際の新型iPhoneで、どこまでのパフォーマンスが実現されているのかを楽しみにしたいですね。
Source: LetsGoDigital