「あれ? うちの鍵かけたっけ?」を防ぐ鍵カバー「SureKey」

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  • author 岡本玄介
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「あれ? うちの鍵かけたっけ?」を防ぐ鍵カバー「SureKey」
Image: KICKSTARTER

誰もが経験するウッカリ対策に。

外出先で、「あれ? うちの玄関、鍵かけたっけ?」って突然不安になることって…みなさんご経験ありますよね。でもテクノロジーに感謝です。そんな心配から解放される鍵カバーが作られました。

それが現在KICKSTARTERで資金を募集中の「SureKey」。

Video: LabTeam Innovations/YouTube

開発チームによると、約30%におよぶ人々が「鍵かけたっけ?」と家を出たあとに不安になるのだそうです。これは日常の動作が頭の中で自動化されてしまっているのが原因。ルーティーンワークを考えずともやれてしまうが故に、時として「あれ!? 」と不安がよぎってしまうわけです。

「SureKey」は、玄関に鍵をかけたかどうかが、鍵カバーが緑/赤に点灯することで判断できる仕組みになっています。交換電池の寿命は5年なのもうれしいですし、ドアに挿しっぱなしの場合にビープ音で知らせてくれる機能もありがたいですよね。

ネット接続もスマートフォンとの連携もないため、ハッキングされる心配もありません。なんでもスマホとつながる世の中で、この機能を搭載しない英断はアリだと思います。

使いかたはお手持ちの鍵にカバーとして装着するだけ。中の糊が乾くまで10分待てば使えます。ひとつの鍵で3つまでのドアを登録することも可能。その際はLEDの点灯回数で、ドアの状態がわかります。ちなみに60ドル(約6,660円)の上位モデルなら、LEDインジケーターが左右3つずつに増え、点灯回数を数えなくても済むようになります。

スマートロックではなく、鍵側のほうがかしこくなる鍵カバー、「SureKey」。今なら希望小売価格45ドル(約5,000円)のところ、超早期割でひとつ29ドル(約3,220円)で出資ができるようになっています。執筆時には、およそ111万円の目標額を超え、219人から165万円の出資が集まっていました。きっと彼らは、鍵をかけたか不安になる30%の人々なのでしょうね。

まだ出資していない30%の皆さんも、自宅の防犯のためにおひとついかがでしょうか?

Source: YouTube via KICKSTARTER