多機能ツールや十得ナイフのように、全ての機能を使いきることはないだろうけど、やっぱり持っておくと役に立つ、そんなツールってありますよね。でも、持ち運びにくいほど大きかったり、重かったりすれば、それだけで魅力が半減してしまうもの。多機能ツールは「携帯しやすいほど小さい」ことが、けっこう重要なんですよね。

そんな、「多機能」かつ「持ち運びやすさ」を両立したツールが、今回ご紹介するカード型の多機能ツール「Lever Gear Toolcard(レバーギア・ツールカード)」です。

今回、メーカーから製品をお借りしたので実際に使ってみた感想をお伝えします。

クレジットカードとほぼ同じサイズ

toolcard_thin-1
Photo: 増田 隼也

Toolcardの魅力はなんといってもその省スペース性です83mm×53mmというサイズのToolcardは全世界で流通しているプラスチックカードとほぼ同じ大きさです。厚さは金属でこの剛性を出すためにプラスチックカードの約1.5倍程度ありますがそれでも十分にスリムです。重さもクリップ無し状態で28gとのことですので、このサイズでは程よい重さではないでしょうか?

DSCF4518-1
Photo: 増田 隼也

カードと名前が着いているだけあって、財布のカードスリットにはきっちり収まってくれます。突起部はあるものの、手に触れるエッジの処理はかなり緻密に行われているようですので、普通に収納している状態では財布を傷つけることもないだろうなと思いました。

実際に試してみた

DSCF4502-1
Photo: 増田 隼也

まずはTSA(アメリカ合衆国運輸保安庁)に準拠している、内側のコードカッター。いわゆる「ナイフ」ほどの鋭利さはないので、この画像のように滑りやすいビニール紐は少しコツが必要でしたが少し前後に動かしながらやれば問題なく切断できました。キャンペーンページではしっかりとしたアウトドアで使用するような紐も切っていたので性能はまずまずのようです。

toolcard_cardboard_open-compressor-1
Photo: 増田 隼也

次は角のエッジを使ってダンボールの開封です。布製ガムテームもスリットに沿って難なく引き裂けました。カッターで勢いよくカットすると、ケガの危険もありますがToolcardであればそのような心配も減らせるなと感じました。通販でたくさんパッケージ開封する方も多いと思いますが、力任せにビリビリやるよりも隙間に沿ってToolcardを走らせれば余計な力も使わなくて済みそうです。

toolcard_bottle_opener-compressor-1
Photo: 増田 隼也

続いて栓抜き機能。こちらはアウトドアや自宅飲み会の時に役立ちそうです。ただ四角いカード型形状によって作用点と力点の距離が短いため、あまりてこの原理を効かせることができず、想像よりも少し強めに力をかける必要がありました。このあたりは持ち方などで改善できると思いますが、少し注意が必要です。

toolcard_canopener-compressor-1
Photo: 増田 隼也

栓抜きと似た機能の缶切りも搭載。昨今はプルタブ型の缶詰も増え、缶切りの出番も減りましたがいざというときのために役立ちそうな機能でした。こちらは形状的に使いにくいかと思いましたが、予想以上に使いやすかったです。

DSCF4506-1
Photo: 増田 隼也

マネークリップ機能自体に特筆すべきところはありませんが、クリップの脱着が非常に簡単なためアウトドアやフェス、旅行や冠婚葬祭で極力財布を持ち歩きたくない場合にも使えるのがいいですね。実際マネークリップ単体の機能だけを求めても数千円は必要ですので、Toolcardに集約できるという点では持ち物が増えないので良いなと思いました。

他にも、各種レンチやマイナス・プラスのドライバー、定規、釘抜きなど、1枚のカードに40個の機能が凝縮されています。

AFDC6C10-85C3-11E8-908F-FEE9CD8206F8-image-20a4f87cd9de2c9e42c499eb99970032c80b63e1b65aec4df986e1f255ed6fd2
Image: machi-ya

素材は肌触りのいいステンレス製

Toolcardの素材はSUS420(13クロム高炭素)となっており、調べたところ「刃物、外科用器具として広く用いられ、最高の硬さを有する」というものでした。これだけ肉抜きされているにも関わらずヤワな印象は一切なく、ファーストタッチでのその高剛性感を体感できると思います。

DSCF4589-1
Photo: 増田 隼也

とはいえ、肌触りは金属特有の無機質感だけでなく、ビードブラスト加工によるサテン仕上げ(ブラックモデルはイソナイト処理も含む)によって絶妙な触り心地です。言葉では言い表しにくいのですが、「さらすべ感」とでも言いましょうか。愛着の湧く触り心地であることはお伝えできます。

今回は残念ながら手近なところに緩んだネジやナットがなく、エッジを使った機能を中心に試しましたが財布やカードケースなどに入れておくと意外と出番は多いのではと感じました。Toolcardは現在、machi-yaで好評キャンペーン中で現在250人以上がオーダーをしています。気になる方はぜひチェックしてくださいね。


>>40の機能を搭載!マネークリップにもなる必携の多機能カードツール「Toolcard」のオーダーはこちら

Photo: 増田 隼也

Source: machi-ya