「親友には、お金に換えられない価値がある」と、よく言われます。だからといって、その価値を計ることができないかというと、そんなことはありません。

そう主張するのが、よりよい生き方を提案する組織「Blue Zones」です。

Blue Zonesは、「大昔から続く世界の諸文化からヒントを得て、自分の周囲の環境を改善することで誰もがより長く、より幸せな人生を送れるように支援する」とうたい、ウェブサイトでさまざまな記事や診断テストを紹介しています。

確かに友人は、周囲の環境の中で大きな部分を占めています。友人は、学校や職場など、人と接せざるを得ないさまざまな場面で出会い、意気投合し、付き合い続けてきた人たちです。良い友人に恵まれれば、お互いに高め合う関係が築けるでしょう。

けれども、友人から得るものが少なく、自分が与えるばかりになっているとしたら、どうでしょう?

そこでBlue Zoneがサイトに掲載しているのが、「仲間」との関係を評価するチェックリストです。サイト「Swissmiss」でも紹介されていたこのチェックリストの説明文には、こう書かれています。

人の健康に、友人が長期的な影響を与えることが研究によってわかっています。事実、親友が肥満である場合、あなたも太りすぎである確率は2倍に跳ね上がります。

以下の診断テストは、あくまであなた自身の胸に秘めておくべきものです。これをどこかに提出したり、シェアする必要はありません。あなたが人間関係を見直すための、自分の心に正直な評価と捉えてください。

肥満の例は奇妙な感じも受けますが、自分の生き方を変えて、より良いものにしたいと思う人が、自分と関わりのある人たちがについて考えてみることは、たしかにあるでしょう。

自分の願望にとって、自分と関わりのある人たちがプラスになっているか、それともマイナスになっているのかを検討するわけです。

チェックリストの質問は、「ここ1カ月で、その友人が悲しんでいる、あるいは落ち込んでいると感じたことは何度ありましたか?」といったものから、「その友人が1日に消費するスイーツやジュースの量は?」「その友人はどのくらいの頻度で宗教関係の行事に参加していますか?」といったものまで、多岐にわたります。

このチェックリストでは、あなた自身も質問に答えます。友人とどれだけ共通点があるかを確認するのです。友人4人分の記入欄が設けられています。

診断の最後に気付くのは、あなたも既にご存じのことでしょう。つまり、友人の中には、自分とまったく違うタイプの人もいるということです。中には、あなたの寿命を縮めるような悪影響を及ぼしている人もいるかもしれません。


Image: sattahipbeach/shutterstock

Source: Blue Zones , swissmiss

Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文