電子レンジに向かって「部屋の照明つけて」とか言うのでしょうか?
Amazon(アマゾン)はAlexa内蔵のスマートスピーカー「Echo」シリーズを展開しています。さらに年末までに、新しく8種類のAlexa内蔵デバイスのリリースを考えていることがわかりました。
CNBCには、以下のように記載されています。
内情を知る人の情報によると、デバイスは電子レンジ、アンプ、受信機、サブウーファー、そして車載ガジェットが含まれるとのこと。すべてのデバイスにはAlexaが埋め込まれ、簡単に音声アシスタントに接続することができます。いくつかはAlexaで操作するべく内蔵されるでしょう。
内部で出回った企画書より、アマゾンは、それらのいくつかを今月末のイベントで発表しようとしていることがわかりました
例としては自動車で使うガジェットや音響機器、さらに電子レンジなど。それらが、まったく新しい端末として開発されるのか、それとも単にAlexaがポンづけされたものなのか、詳細はまだ明らかになっていません。
隠された狙いがある?
Amazonは、マーケティング目的からAlexa経由でユーザーの個人情報を集めるために、Alexa普及に尽力しているという噂もあります。今回計画されている新製品も、人々が最も多くいる部屋や運転席に置かれるような設計。Alexaがもっと生活に密着することになりそうです。
さらにこの動きは、すでにAlexa搭載オーディオ機器や電子レンジをリリースしているSonos(ソノス)やGE(ゼネラル・エレクトリック)といった競合他社にも競争を仕掛けることになりそう。
購入について
同じくCNBCでは、アマゾンが住宅建築業のLENNER(レナー)ともパートナーになったことを伝えいます。もしかしたら、Alexa内蔵電子レンジは単品として購入するものではなく、建てた家にあらかじめ設置されている可能性も考えられます。全方位で情報収集されるの、怖い…。
Alexaは、そもそも音楽再生に特化したスピーカーではありません。Varietyによれば、Alexaがアンプやサブウーファーと一緒になることで、求められていたターゲットを獲得できるだろうとしています。
さまざまな家電にAlexaが仕込まれたら、夫婦の会話を録音して第三者に送ってしまうような事態も起きかねません。あれから再発防止策はどうなったんでしょうか?