飛行機の旅で不便なことの1つは、一定量以上の液体を持ったままセキュリティ検査を通過できないことです。
手荷物検査を終えた後は、たとえ喉が渇いても搭乗ゲート内の割高な水を買うか、トイレの外にあるウォータークーラーから出る水を飲むぐらいしか選択肢はありません。
とはいえ、液体を持ったまま空港のセキュリティ検査を通れる抜け道もあります。あくまでも、アメリカの空港に限った抜け道ですが。
液体がダメなら、凍らせちゃえばいいじゃない
米運輸保安局(TSA)の液体持ち込み制限ルールは、固体ではなく液体だけに適用されるものです。液体は凍らせることができます。
液体も凍らせてしまえば、溶けかけていないかぎりセキュリティ検査を通過できるのです(このことはTSAのウェブサイトでも確認できます)※。
もっとも、いくら氷の塊を持ち込めても、喉の渇きを癒やすことはできないじゃないか、思うかもしれません。たしかにそのとおりです。ですので、氷を持ち込めるという事実を有効に活用する方法をいくつか紹介しておきます。
- 水が半分入ったボトルを凍らし、セキュリティ検査を通過してから水を足す。これで、すぐに冷たい水を飲むことができる。
- 保冷剤を凍らして冷蔵が必要な食品とともに持ち込み、機内で食べる。
- 甘くておいしいジュースを凍らせておき、長いフライトの間に溶かしながら飲む。
もちろん、シャンプー、ヘアジェル、ピーナッツバターなど、凍らないほうがいいものもあります。ピーナッツバターが必要な人は、3オンス(90ml)未満でパックするか、旅行先で入手しましょう。
※ルールは国によって異なります。
Image: WeStudio/shutterstock
Joel Kahn - Lifehacker US[原文]