昔のSF映画で見たやつ。
幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2018。明るくライトアップされたブースが多い中、暗くって怪しげなブースで一際異彩を放つ不思議な筐体が展示されていました。
その名も「VOXON PHOTONICS」。裸眼で立体映像が見られる体積型ディスプレイ。なんだか『スター・ウォーズ』に出てくるホログラムみたいでカッコいいですね……!
仕組みとしては、4000フレーム/秒で断面の画像をスクリーンへ投射することにより立体に見せているとのこと。
今回は『Voxatron』という日本在住のオーストラリア人開発者によるボクセルゲームを体験。映像ではかなり伝わりにくいですが、いわゆる奥行きを感じさせるタイプの平面的な3D映像ではなく、しっかり立体に見え、見る角度を変えられるのが凄い……!
ちなみにこのVOXON PHOTONICSはゲーム専用ではなく、企業のプレゼンテーションや、学校の授業、また医療の現場での応用を考えているのだとか。MRIの画像を立体にして見せるとか、かなりSFなこともできそうですね!
各家庭に1台という感じではさそうですが、もしかするとゲームセンター的なところで見かけることになるかも。まだ詳しいリリース予定などは出ていないので、今後の展開を見守っておきましょう。
Source: TOKYO GAME SHOW 2018、Voxon、Voxtaron、YouTube
訂正[2018/09/20]タイトル・製品名の誤字を修正しました。