ハンドドリップをしている間が至福のとき…コーヒーをいれるのが趣味という方も多いことでしょう。せっかくなら、雑味のないまろやかなコーヒーをいれたいものです。

39有田の『セラフィルター』は、伝統的な有田焼の技術を活かしたフィルターです。コーヒーだけでなく、水やお茶もまろやかする特徴があります。

コーヒーや水、お茶がおいしくなる有田焼のフィルター

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Photo: 藤加祐子

セラフィルター』と一緒にセットされるハート型の枠は、フィルターを持ち上げやすくし、カップに直接ドリップするために必要です。

この枠を使用せずフィルターをカップに乗せると、水分が染み出てカップからあふれてきます。必ずセットで使うようにしましょう。

実際に使ってみて、味は?

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Photo: 藤加祐子

今回『セラフィルター』を使用し、コーヒーの飲み比べをしてみました。

コーヒー豆はそのままでは苦味が強くて飲みきれなかった、深煎りのコーヒー豆を使用。お湯の量、温度、豆の量を同じにします。もちろん、お湯の温度はキッチン用温度計で計測し、スマホのタイマーを使いながらドリップする時間もきちんと計測。

2人分抽出し、飲み比べてみたところ、やはり『セラフィルター』を使用した方が、苦味が和らぎ、全体的にまろやかな味わいになりました。

また、別の日に緑茶を試してみたのですが、『セラフィルター』に直接お茶っ葉を入れ、お湯を注いだところ、お湯の落ちるスピードが早いので、緑茶本来のうまみが抽出されていないと感じました。

お茶に使う場合は、一度急須でいれてからフィルターを通すのがオススメ。雑味が消え、おいしくなりました。

また、メーカーのHPによると、焼酎の味がまろやかになったという話をよく聞くそう。ワインや日本酒など、ほかのお酒でも試してみると面白いかもしれません。

味がまろやかになる秘密

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Photo: 藤加祐子

『セラフィルター』は数ミクロンの穴が無数にある、多孔質セラミックで作られています。そのため、目には見えない細かな網目が不純物を取り除き、雑味やえぐみを抑えてくれます。

また、遠赤外線効果とセラミックスで水の分子の集まりを小さくし、カルキ臭や不純物を取り除きます。カルキ臭は約95%除去されるそう。水を買いに行く手間やコストが減るのも『セラフィルター』を使うメリットといえるでしょう。

お手入れはお湯をかけるだけ

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Photo: 藤加祐子

『セラフィルター』のお手入れは台所用洗剤が使用できないので、湯通しによりフィルター内部に入り込んだコーヒー成分を洗い流します。

まずフィルターを逆さにし、軽く叩いてコーヒーかすを落とすか、水で洗い流します。その後、たっぷり沸かしたお湯をフィルターの上部からゆっくり全体に流しかけます。

フィルターを通ったお湯に、色がつかなくなったら洗浄は完了。そのまま自然乾燥して保管します。

布や紙のフィルターがいらず、『セラフィルター』だけでずっと使えて、洗剤を使わないのもエコでコスパが良いです。

丹精込めて作られた素焼きのフィルターでコーヒーをいれれば、よりリラックスした時間が過ごせそうですね。

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Photo: 藤加祐子

Source: 39arita