いや、この進化すごいよ。
本日9月21日に発売された「Apple Watch Series 4」。昨年のSeries 3ってどう違うんだろう?と並べたり裏から見たり、いろいろと比較してみましたよ。
なんというか、比べれば比べるほど、世代が1つ変わったのだ!という感覚がリアルに伝わってきます。わかりやすいところから言うと、Series 4は画面の自己主張がすごい!
わかっちゃいたけど実際見ると迫力すごい。
Series 3の38mm(左)と、Series 4の40mm(右)を並べた絵面がこちら。ケースの大きさはほぼ変わっていないのに、Series 4の画面デカい!
なおSeries 4のディスプレイは新しい「LTPO OLED Retinaディスプレイ」、Series 3は「OLED Retinaディスプレイ」。どちらも1,000ニトの輝度ですが、心なしかSeries 4のほうが明るく見えるような気も。
エッジ部を拡大。画面のエッジギリギリというわけではありませんが、角が丸くなりフルスクリーン感が増し、表示領域が広くなっています。iPhone Xシリーズもそうですけど、カーブを描いているのがデファクトスタンダード! Watchも追いつきました。
もちろん、実際の画面解像度も増えていますよ。初代iPhoneの解像度が「320×480」なので、44mmは初代iPhoneの画面サイズと勝負できます。あの画面が、このサイズへ…と考えるとテクノロジーの進化すげえ!です。
触覚フィードバックを備えたデジタルクラウン
デジタルクラウンのデザインもリニューアル。Series 4では対応画面でデジタルクラウンを回すと「ククククククッ」としたヴァーチャルな触覚フィードバックが帰ってきます。ちょっと気持ちいい♪
また、Series 4のデジタルクラウンにはセンサーを内蔵。将来的には装着時にタッチすると心電図を計測できる予定。ただ、日本ではその機能の提供は未定。いつ頃になるんでしょうね?
背面はセンサー追加でHAL 9000風に
背面も大きく変わりました。Series 4では背面に電気心拍センサーを備え(外側の丸い銀色部分)、光学式心拍センサー(中央部)も第二世代へと進化しています。なお、Series 3では光学式心拍センサーのみ。
素材も、Series 4では背面全体が黒いセラミックで覆われています。
余談ですが、光学式心拍センサーの光は引き続き緑。赤だったらまさに「HAL 9000」なんだけどね。
プロセッサやワイヤレスチップも高速化でヌルヌル
プロセッサは「S3」から64ビットの「S4」へと進化。スペック上では最大2倍速いとしています。また、Appleワイヤレスチップも「W2」から「W3」へと進化しています。
さて、実際比べてどうよ?というと、確かにSeries 3と比べるとスクロール時の引っかかりが少なく、スムースになっています。とはいえ、僕が試した範囲の中では、Series 3とSeries 4との速度差は圧倒的ではありません。画面サイズが大きくなったのは魅力的だけど、速度的な差を求めてのSeries 3→Series 4への買い替えは思いとどまってもいいかもしれませんね。
ただ個人的な話になるけど、これまでモッサリギクシャクな初代Apple Watchを使い続けていた僕にとっては、快適さが桁違いでびびりました。ドラゴンボールでたとえるとヤムチャとベジータくらいの性能の違いを見せつけられて、ただただ感動しています。僕のような初代WatchユーザーやSeries 1世代は、きっとこの世代への買い替えはおそらく正義ですよ。
これから毎日、この快適さを得られるのだ!と思うと、すっげーワクワクしてきたぞ!
Source: Apple