一度慣れちゃうと戻れないのも事実。
巷には便利なサービスがあふれていますが、それらを利用するときに必要となるのがID認証。今どき、何をするにもまずログインですよね。
長らく文字列を入力するパスワード方式が主流でしたが、指紋認証、網膜認証、顔認証といった、いわゆる「生体認証」が、スマートフォンなど身近なガジェットにも搭載されるようになっています。みなさん、この機能って実際使ってます?
IBMのWebメディアMugendai(無限大)では、同社がアメリカ、アジア、ヨーロッパの約4,000人を対象に行った大規模な調査から、生体認証やセキュリティーに関する興味深いデータが紹介されていましたよ。
まず生体認証についてですが、回答者の67%が「すでに使い慣れている」、87%が「今後使い慣れていくだろう」と答えているそうで、これら機能がすでに生活に浸透している様子が伺えます。
またこれは予想通りというか、世代によって「認証」に対する考え方は異なるようで、いわゆるミレニアルと呼ばれる若い世代は、生体認証を好む傾向が見られるとのこと。一方で55歳以上の世代は、従来のパスワード方式を利用している人が多いのですが、だからこそ若い世代よりパスワードを複雑にする傾向があるのだそう。
テクノロジー界隈の人にとって、生体認証は「次世代の認証」といったイメージもありますが、高齢世代にはまだまだ懸念を持つ人も少なくないそうで、これからさらなる技術革新が進んでいくのかもしれません。
「完全無欠の認証」という夢のような技術は、いつか実現するのでしょうかね。認証とセキュリティーの今後について、詳しくはMugendai(無限大)より続きをお楽しみください。
Source: Mugendai(無限大)