遊びがいがありそう…!
富士フイルムのハイブリットインスタントカメラ「instax SQUARE」シリーズの新型が発表されました。
昨年、発売された同シリーズの「instax SQUARE SQ10」はデジタルイメージング技術を搭載することで、プリント出力前の写真セレクトや、画像編集・加工が可能にしたハイブリッドインスタントカメラ。撮ったその場ですぐに楽しめるというチェキプリントならでは良さに、編集や加工といった機能を加えたスマートな製品でした。
そして今回発表された「instax SQUARE SQ20」には、出力前の加工や編集がもっと楽しくなる機能が搭載されています。
たとえば「モーションモード」は、動く被写体でも決定的な瞬間を逃さず撮影できる機能。最大15秒の動画を撮影し、本体背面のダイヤルで被写体のベストな瞬間を選んでプリントできるというものです。モーションモードには専用のフィルター機能が用意されているのですが、3つある中でも「残像フィルター」が躍動感がハンパなくてカッコいい!
「時間差撮影」はシャッターボタンをワンプッシュするだけで、1枚のチェキプリントに小さな4つの写真が撮影できるモード。被写体の動きが時間差で4つプレビューされ、それを見ながらシャッターを切るんだそう。
「コラージュ撮影」は1枚の写真を不規則に分割して、分割したコマに合わせて複数回撮影して1つの写真として完成させるモード。どれもチェキ本体で完結してしまうからスゴい。
どちらも加工アプリっぽさがあるといっちゃありますが、チェキプリントとして実際に出力されるのはまた別次元で楽しめそうですね。
もちろん、SQ10に搭載されていたパートカラーや二重露光、ビネットや明るさ調整などは引き継がれています。あ、今回からデジタルの4倍ズームにも対応しました。チェキのinstaxシリーズとしては、撮影時のズーム機能は初めて搭載するみたいですよ。
日本での発売はアメリカ&カナダよりちょっと遅れて11月中旬の予定。お値段はオープン価格となっていますが、参考までにアメリカ価格は199.95米ドル(約2万3000円)です。
Source: 富士フイルム, Fuji Film USA