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日本の干物文化をもっと元気に!
日本の魚食文化を支えてきた「干物」。和食に欠かせないものとして長く食卓を彩ってきましたが、ここ10年ほどで消費量は10%も減少、干物文化の衰退が顕著に現れています。そんな現状に歯止めをかけるべく、気鋭のフレンチシェフが立ち上がりました。
老舗干物店と気鋭のフレンチの豪華コラボ
海外からも注目を集めるフレンチシェフの田村浩二さん(dot science株式会社取締役)と明治10年創業の老舗干物専門店「魚伝」5代目の青木良磨さんがタッグを組み、今までにない斬新な干物「アタラシイヒモノ」が誕生。“日本の食卓の定番とも言える干物を、いまアタラシクするとしたら?”を合言葉に、「日本伝統の干物技術」と「若手シェフのフレンチの技術」を掛け合わせた、次世代の商品です。
アタラシイヒモノ 第一弾は金目鯛!
第一弾として発売されたのは、食卓のメインディッシュにぴったりな「金目鯛」の干物。焼いて食べるだけでなく、アクアパッツァやスープなど、洋風料理の素材としても使えます。下味付きなので、いつでもサッと冷蔵庫から取り出して簡単に調理できますよ。
従来の干物料理につきまとうのが、グリルにこびりついた油汚れのお掃除。アタラシイヒモノはフライパンやオーブンを使って調理するので、面倒なお掃除の手間もありません。
アタラシイヒモノで、お手軽メインディッシュ
HImonoでイカスミパエリア
こちらは料理研究家の脇田朋子さんによるアタラシイヒモノのアレンジレシピ「HImonoでイカスミパエリア」です。見た目の華やかさは文句なしの主役級。みんなでパエリア鍋を囲む、ホームパーティにもうってつけのレシピです。
Himonoで金目鯛丸ごとラタトゥイユ
こちらは料理研究家の河瀬璃菜さんによる「Himonoで金目鯛丸ごとラタトゥイユ」。金目鯛のヒモノを少し焼き、具材を入れて煮込むだけ。簡単調理でお手頃メインディッシュができあがります。
急な来客にも。余り物で作るおもてなしレシピ
今回macaroni編集部でもアタラシイヒモノを使った料理にチャレンジしてみました!
急な来客やおもてなしなど、いざというときの救世主にもなりそう……!ということで、アタラシイヒモノと余り物食材さえあれば作れる、洋風炊き込みご飯の作り方をご紹介します。
材料(3人前)
・アタラシイヒモノ 1つ
・米 2合(あらかじめ30分吸水しています)
・たまねぎ 1/2個
・ナス 1本
・ミニトマト 6個
・オリーブオイル 小さじ2杯
・コンソメ 小さじ1杯
・塩 少々
・こしょう 小さじ1杯
・水 360cc
作り方
まずはじめにオリーブオイルをひき、ナスとトマトを焼き色がほんのりつくまで火を通します。火が通ったら、一度取り出します。
玉ねぎは透き通るまで炒めます。
玉ねぎが透き通ったら、米、水、塩、黒こしょう、コンソメを加え、ミニトマトとなすを並べます。
アタラシイヒモノは皮を下にして入れ、ふたを締めて沸騰するまで強火で加熱し、フタをして弱火で10分加熱します。火を止めて更に10分蒸らして完成です。
ふたを開けると、白身魚特有のまろやかな香りが一気に立ち込めます。調理時間30分でおもてなし料理の出来上がり!
凝縮された旨味が広がるおいしさ
さっそく出来上がりを熱々のうちに食べてみると、まず驚くのがお米一粒一粒に染み込んだアタラシイヒモノの濃厚な旨味!金目鯛の身はパサついておらず、ふっくらしっとり、老舗干物屋が作る干物の質の高さを感じます。
伊勢丹新宿店で期間限定発売!
今までの干物とは異なり、作り手次第で様々な料理に変身するのが魅力的。ぜひ、干物の“アタラシイ”魅力を確かめてみてください。
アタラシイヒモノは伊勢丹新宿店で10月2日(火)までの期間限定販売中。今後の販売店舗拡大も予定しているとのことなので、要チェックです。
商品詳細
アタラシイヒモノ
販売場所:伊勢丹新宿店 本館地下1階 フレッシュマーケット
販売期間:2018年9月19日(水)〜10月2日(火)
価格:2,700円(税込)
(文 / 写真:田上大輝)
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