伝説のエンジンを手元に!
自動車のマツダといえば、独自のおにぎり型ローターを内蔵したロータリーエンジンが代名詞みたいなものですよね。ですがRX-8の生産終了で、その歴史に幕を閉じてしまいました。
いや、ロータリーのロマンの灯火はまだ消えてなかった。レーシングカーの「マツダ787B」が搭載していた伝説的「R26Bロータリーエンジン」が、1/6スケールモデルとなって発売されることになりました。マツダ787Bは、1991年にル・マン24時間レースにおいて日本車として初の総合優勝を果たした名車。
MZ Racingによりますと、このモデルをより精密に再現するため、社内に保管してあったマツダ787Bの完全体スペアエンジンを、非接触式の3次元光学スキャナーで計測したとのこと。エンジン周りの吸気系や3プラグのIGコイル、それにオルタネーター等も全体的に読み込みデータ化したのだそうです。
パーツにはアルミや鋳鉄を使用し、さらには「金型鋳造、砂型鋳造といった素材、生産方法の違いによる表面の質感の違いを高いレベルで再現」とあります。
エンジン本体のサイズは、全長127mm×全幅165mm×全高84mmと小さいながらも精巧で、ウォールナットの台座に置かれて高級感を醸し出します。
「R26B 4ローターレーシングロータリーエンジン 1/6スケールモデル」の発売は2018年9月27日で、お値段は9万9360円(税込)! MZ Racingのオンライン・ストアでは、すでに予約受注が開始されています。
決して安い買い物ではありませんが、その価値は充分すぎるほどありますね。モータースポーツ大好き野郎なら、これで丼3杯イケそうですよ。