2008年10月18日公開記事を再編集して再掲しています。
家の中全体をもっと上手に片づけられたら。そんな風に感じている人は多いはず。
とはいえオフィスではなくこれは、あなたの家のことなので、たぶん来客があるとかでないと片付ける必要性がない、という人もいるかもしれないですね。
ここからは、「この散らかった家の中をどうにかしたい!」という人、読んでください。
散らかった部屋の何がいけないのかを知りましょう
もしあなたが、モノをその辺にどんどんため込んで、片付けを先延ばしにしてしまうタイプだったら、収納グッズがいくらあっても足りないでしょう。
でも、あなたのそういう習性を改めることは可能なんですよ。
米lifehackerのエディターが新しいアパートに引越した時に、彼女はいろんなワザを駆使して、スペースを最大限に利用することにしました。(詳しいことは英語版の記事に載っています)。
基本的なことは、毎日使うものを手元に置き、ほとんど使わないものは処分する、というものです。
たとえば、あなたが持っているすべてのCDをデータにしていて、そのフォーマットでしか聴かないことにするとしましょう。そうすると、リビングルームにずらっと並んだあなたのCDコレクションは必要ですか?
それらのCDは箱に詰めて、クローゼットの上の方の棚に置いておきましょう。そうすれば、CDを置いていたところに、実際によく使うものを置くことができるし、余ったスペースとして楽しむこともできますね。
本当に必要なものを、どうやってきちんと見極めるのかという方法は、この記事の後の方で触れるので、まずは、家の中を見回してみましょう。
あきらかにどうにかした方がいい箇所はありませんか?
たとえば、
・何が出てくるかわからない、なんでもありの「とりあえずの引き出し」
・昔あった悪いことを思い出してしまうような写真やメモなど
・学生時代の本で、オンラインでタダで読めるようなもの
・モノが詰め込まれすぎていて、そこにいると気が遠くなるような感じがする部屋や空間
あなたの家の中のどこがいけなかったのか、これでわかりましたね。
では、具体的にはどうやって一つ一つやっつけていけばいいのでしょうか。
「いつか」のために、と置いておいてはダメ
私たちがモノを捨てられない理由は、忙しくて時間がないからというののほかに、モノに固執してしまうから、というのもあります。
昔のジーンズを取っておくのは、いつか痩せたらまたはけるようになるからですよね。
リビングのDVDコレクションも、いつか誰かが、「いいの持ってるね」と気づいてくれたらいいなと思ってるから、かさばるのに置いてあるのですよね。
その「いつか」が来てくれたらいいですよね。でもたぶん、その時は来ないでしょう。
こういう、捨てるに忍びないけど、少なくとも今現在は必要のないものは、フリマアプリなどで売ってしまうのがいいですよ。そしてその売り上げは貯めておいて、次に本当に必要なものを買う時に使うのです。
でもやっぱり手放せない、という人は、「もしかしたら使うかもボックス」に半年間入れておくといいでしょう。半年経ったら開けてみて、考え直してみてください。
あなたの家が散らかっているのは、あなたのせいだけではないこともあります。
たとえば、
・子どもが巣立って行ったあとの子ども部屋の荷物はどうやって片付けましょうか?
・片付けとなると嫌そうな顔をする同居人がいたらどうします?
そんなときには、オンラインフォトアルバムを使うんです。
親元を離れて何年も経つ息子の部屋のクローゼットにため込んであるものを取り出し、一つ一つ写真を撮ってアルバムにアップロードし、リンクを息子に送って、どれがいるかいらないかを聞いて処分するのです。
親や同居人に発見されたくないものがある人は、自分で片付けるためにあわてて戻ってくるかもしれませんね。
片付かないものは、4つに分けてみる
最後に、これまで紹介した方法でも片付かないものがある場合は、「Four Container Method」というワザを使ってみましょう。
これは、最後の手段と言っていい片付け術です。
まず、箱やカゴなどを4つ用意します。分類は、片付いていないものを、「捨てる」「誰かにあげる」「どこか別のところに置く」「たぶん捨てる」の4つ。
この4つの箱を持って、各部屋を回り、あふれているものを仕分けていってください。チャリティに持って行けるものがひと山できたんじゃないですか?
とにかく一掃する
チャリティ向けではないものや、タダであげてしまうのは惜しいものが残った場合、友人も誘ってガレージセールやフリマに参加しましょう。
もしあなたが、対面で値切ったり値切られたりするのが得意でなかったらオンラインでやってしまいましょう。
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Image: trekandshoot/Shutterstock.com
Kevin Purdy (原文/訳:山内純子)