星座を自動で探してくれる。全自動デジタル天体望遠鏡で宇宙をシェアすれば映えそう

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  • author 岡本玄介
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星座を自動で探してくれる。全自動デジタル天体望遠鏡で宇宙をシェアすれば映えそう
Image: Fresh Gadgets

タップひとつで宇宙をシェアしよう。

一見すると三脚の上に立った不思議な箱。何もしていない状態だとアートのオブジェか空気清浄機か?よくわからない形をしているのですが……ひとたび起動させると中央の切れ込みが起き上がり、中から望遠鏡が出てくるスマート・テレスコープ「Stellina」が誕生しました。

操作したり星を見るのはスマートフォンおよびタブレット端末からで、自分で覗く必要はありません。なんと「Stellina」が自分で、指定した星座を探してくれるうれしい便利機能もあります。何よりコンセプトが「宇宙をシェアしよう」ですからね。SNS中毒の宇宙好きにはド直球にブっ刺さる望遠鏡なのです。

Fresh Gadgetsが取りあげたプロモーション映像をご覧ください。

Video: Vaonis/YouTube

スクリーンで見ている画像を友達に送ったり、facebookやTwitterでシェアすることも可能。Pinterestに投稿してもいいですし、Instagramでハッシュタグをつけまくって投稿するのもOK。これなら100いいねなんて余裕でゲットですね。

ただしお値段は3,499ドル(約39万8500円)とかなり高価な買い物。ですが、実は発売前に予約された商品が売り切れになってしまっており、次の出荷が2019年4月からになっているんです。世界中で宇宙をシェアしたい人たちが予約しまくっています。

カメラは6.4メガピクセルCMOSセンサーで、解像度は3096 x 2080ピクセルとのこと。公式サイトにはクッキリ写る月はもちろん、ヘルクレス座超銀河団やM81&M82銀河、オリオン大星雲も鮮やかに撮影されているのが見られます。

重さは11.2kgでフル充電から10時間の使用が可能。コンパクトなのにカメラ、モーター、コンピューター、イメージセンサー、そしてフィルターが全部そろって内蔵されています。キャンプでも近所の広場でも、好きな場所に持ち運べますね。

リアルタイムで複数の露出を積み重ね、ノイズを低減させる機能も搭載。これなら小惑星リュウグウで跳ねるローバーも見つかるかも?

Source: YouTube via Fresh Gadgets, vaonis