ARが、もっともっとカジュアルに。
Pixel 3とPixel 3 XLには、ARステッカーを再ブランド化したPlaygroundと、2017年のGoogle I/Oで発表されたGoogle Lens の、2つのAR機能が備わっています。それぞれチェックしてみましょう。
Playground
このAR機能は、前面カメラと背面カメラで利用可能で、かざした映像に対してARアニメーションを表示します。Googleいわく「Playmoji(プレイモジ?)」というそうです。Animoji以降、謎のネーミングルールが横行してますねぇ。
Playmojiは、Google PlaygroundステッカーパックとしてPlayストアで購入が可能。ペット、看板、天気、スポーツなどのほかに、Marvel(マーベル)のキャラクターやChildish GambinoのARも用意しているとMade by Googleイベントにて発表されていました。アイアンマンと並んでセルフィーができる!
Playgroundは、色々なコラボプロジェクトを進行中とのこと。でも、デフォルトの犬や猫もいい味してるんですよね。AppleのAnimojiが人とコミュニケーションするためのARなら、こちらはARで遊ぶためのARという感じ。遊び、というのがGoogleらしくもあります。
Google Lens
Google Lens自体は既存のAndroid端末でも使えていたのですが、カメラをかざして調べるリアルタイム検索には対応していませんでした。しかし、Pixel 3の上陸によって日本でも使えるようになった次第です。気になったバッグをGoogle Lensで映してブランド名を調べたりとか、きっと便利。
もともと、Google純正の端末でしか利用できなかったGoogle Lensも、徐々に利用できる端末が増えていったように、このリアルタイム検索も対応機種が増えてくるかもしれませんね。最速で試したい、という人は、ぜひ上陸したてのPixel 3/XLを。
これ、Playgroundがサードパーティ参入を許してくれたらおもしろくなると思うんですよねー。LINEのクリエイタースタンプみたいな感じで、ARアニメーションを作って売る。3DCGモデリングにもカジュアル化が来てる昨今、ありえなくはないと思いません?
Source: The Verge, 9to5Google