発表された瞬間は「よしきたっ!」ってイスから立ち上がったんですけどね。
Google(グーグル)謹製、最新のAndroidがまっさきにお届けされるスマートフォン「Pixel 3/3 XL」の日本展開が発表されました。いままで歴代のPixelシリーズが日本を無視してたことを考えると、やってきてくれてありがとう、ウェルカム・ジャパンって感じです。
でもね...なんだか物足りない。「ヤバい、即ポチらなきゃ!」ってならないんです(たぶんポチるけど)。
メモリが4GB...4GB...
いえ、知っています。メモリは4GBで充分だと言われていることは。iPhone XSだってGalaxy S9だってメモリは4GBです。
でもちょっと横を見てみると、去年モデルのSamsungのGalaxy Note8は6GB。LGだってXiaomiだって、いわゆるハイエンドなモデルはメモリ6GB。もっとたくさんのメモリを積んでる端末だってあります。
Pixelシリーズは最新OSへのアップグレードが3年間にわたり約束されている、長く使えるスマートフォンです。だからこそ、ハードウェアもそれに見劣りのしない、余裕のあるスペックが欲しいと思っちゃうんですよね。
ちょっとお高くない?
日本価格は一番安いPixel 3(ストレージ64GB)で9万5000円。いちばんお高いPixel 3 XL(128GB)で13万1000円。SDカードには対応していませんから、128GBモデルを選びたくはあります。10万円コースですね。
カメラは抜群、SoCも最新のSnapdragon 845ってのはわかりますが、もうちょっと、もうちょっと価格に幅があってもよかったような。
思えばNexus 5Xと6Pはいいコンビでした。樹脂ボディで手頃な価格の5Xと、他社のフラッグシップに勝るとも劣らない6P。その点、Pixel 3/3 XLは双子みたいなスマートフォンです。Pixel 3はSoCをSnapdragon 710にしてちょっぴりお安く、Pixel 3 XLはメモリ6GBの大盛りモデル、みたいな構成もあり得たのでは?
なんて、あーだこーだ言ってみましたが、Pixel 3/3 XLが魅力的な端末であることはたしか。メモリ量だって、Android 9 Pieの機械学習でぐっと節約できるようになったから4GBなのかも。
発売日まであと3週間弱、もうちょっと、もうちょっとだけ考えさせてください...