あらら、出鼻が…。
米Microsoft(マイクロソフト)が先日のイベントにて発表した、「Windows 10 October 2018アップデート」の配布の開始。私も喜び勇んでダウンロードしたのですが、とあるトラブルが発覚したため現在は配布が中断されています。
BBCなどの報道によると、このアップデートを適応した一部のユーザーから「ドキュメントファイルが消滅している」との報告があったそう。またMicrosoftはトラブルに遭遇したユーザーに対し、マシンの使用をやめて国内のサポート番号に連絡してほしいとサポートページに記載しているのです。
またすでにアップデートを適応したWindows 10のISOファイルを入手している顧客に対しても、そのWindows 10をインストールしないように呼びかけています。なお、騒動前に私が入手したWindows 10のバージョン番号は「1809」でした。
現在、修正版を検証中
Microsoftはすでに問題の修正にあたっており、修正したバージョンをまずはWindows Insider Program(最新のWindowsをいち早く入手・検証できるプログラム)のメンバーに提供を再開しています。どうやら問題はフォルダリダイレクトという機能にまつわるもので、これを使用していた一部のユーザで今回の現象が発生したようです。
どうもWindowsのアップデートはトラブルが多い印象ですが、この問題も早く解決されて一般へのリリースを祈るばかりです。