2010年2月17日の記事を再編集のうえ、再掲しています。
雑用や面倒な作業にだらだらと時間を使ってしまうという人は、「8分ルール」というワザを試してみませんか。
これは、David AllenのGTDの、家事・雑用版といったところだそうです。
GTDの「2分ルール」では、2分以内でできそうなタスクがある場合は、GTDのワークフローにその時間を入れずに、すぐさま実行してしまおう、と言っています。
「8分ルール」も同じことで、わずかな時間でも集中すれば一仕事できてしまう、ということです。
「How to Get a Grip」ブログによると、以下のように説明されています。
大抵の家事は10分以内でおわります。10分というのはとても短い時間ですよね。
朝の目覚ましアラームが鳴ってからスヌーズボタンを押してまどろみ、次のアラームが鳴るまでのあの短い時間が10分です。でも、そんな短時間でも、できることはたくさんあるんです。
たとえば、
・ゴミを出すー2分
・食洗機に使った食器を入れるー4分
・部屋に掃除機をかけるー7分
・浄水器フィルターの替えをオンラインで注文するー4分
・寝室を見回して、落ちているシャツや靴下を洗濯かごに入れるー5分
・公共料金の支払いをするー6分
「How to Get a Grip」より引用翻訳
こうやって書き出してみると、一つ一つはとても単純な作業ですよね。
でも、これが積み重なると、短い時間に家事や雑用をサクサク片付けることができるのです。とくに、デスクワークが多い人は、意識的にコンピュータの前から離れる時間を作るといいかもしれませんね。
たとえば、「ポモドーロテクニック」で、キッチンタイマーを使って、30分作業をしたら席を立つようにするとか。
ホームオフィスの人は、その時間に家事ができますし、そうでない人も、30分ごとに立ち上がって頭を休め、身体を動かすのは、その後の生産性を上げることになるでしょう。
家事や雑用のための時間を毎日1時間取ったり、週末にまとめて終わらせるというよりも、ずいぶんと気持ちのいいものです。
みなさんは、どうやって家事や雑用を終わらせていますか? いい方法があったら教えてくださいね。
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The Eight-Minute Rule [How to Get a Grip]
Image: Prostock-studio/Shutterstock.com
Jason Fitzpatrick(原文)