人から威圧感があると言われて、なぜそんなことを言われるのかわからなかったことがありますか?

もしかしたら、気づかないうちに「話しかけるな」オーラを出しているのかもしれません。

もしくは、もっと威圧感があればいいのにと思っているのかもしれません。その場合は、この記事を読んで、やらない方がいいと書いていることをすべてやればいいのです。

威圧感、もしくは少なくとも特定の状況では力があると思われたいという人もいます。しかし、親しみやすさや、好ましさから力が生まれることもあります。自分の醸し出している雰囲気を変えられたらと思っているかもしれません。

Psychology Today」で精神科医のGrant Brennerは、威圧感というのは自然の衝動のようなものだと書いています。

動物界で生きるために、人間は安全性や状況を確認し、目標に向かって進むために、様々なやり方で力を見せつけてきました。

誰もが捕食者のトップやリーダーではありません。しかし、誰もが互いの居場所を少しの例外を認めながら調整しています。

個人的には、自分が力があることに気づいていて、他人をいじめるためにそれを使っている人は、犬のような素晴らしい動物と比べるに値しないと思います。

威圧的に見えているかもしれない人の特徴と対処法

Brennerは、自分が自分をどう見ているかと、他人から自分がどう見られているかがあまりにも違うせいで、気づかないうちに威圧的になっている人もたくさんいると言います。

それは自分のことかもしれないと気になっている人のために、自分がどのように見られているかを見ていきましょう。

1.本来の自分を隠さない

理由はどうあれ、あなたが人前で特定のペルソナ(仮面)をかぶっている場合、人は大体それに気づいています。

それが変わらなければ、あなたは強いという印象を与え、それが人に“妬みや称賛、そして重要だけど説明のできない得体の知れない感じ”を感じさせているとBrennerは言います。

誰かの中に、本心や誠実さのようなものが見えないと感じたら私たちは少し怖さを覚えます。相手がどんな人かわからなければ、どのようにうまくやっていけばいいかわかりません。人には自分の違う面や性格も見せるようにしましょう。あなたは人間であり、仮面をかぶっているわけではありません。

2.攻撃的な言い方を減らす

あなたはとても賢い人かもしれないし、とても面白い人かもしれません。

その能力を使って、人を黙らせたり、会話で勝ったり、感情的になっている人を鎮めたりできるか試してみましょう。

どんなことでも勝ちたいとか、勝たなければと思っていると、皮肉を浴びせたり、言葉で攻撃したり、追い詰めて捕まえたりしやすくなります。

それでは面白くも賢くもなく、最悪です。

本当にコミュニケーションするのではなく、すぐに勝つことばかり考えているなら、自問してみてください。馬鹿にされたり、嘲笑ったりされるから、あなたには話したくないと人から思われていたら、それは問題です。

3.競争で常に全力で戦わない

ときには、競争で頭に血がのぼってしまい、相手を人として扱わないようなこともあります。それが人間というものです。

しかし、手加減をしたり(お手柔らかにする)、他人に寛大に接したりもできます。

不安定になったり、癒えていない心の傷があったりすると、知らないうちに精神的に余裕がなくなることもあります。

他人だけでなく自分にも寛大になることが非常に難しく、そのせいで孤立してしまうこともあります。

あまりにも負けず嫌いになり過ぎると、孤立したり、他人を近寄らせなくなるかもしれません。仕事など、特定の状況ではそれも役に立つことがありますが、仕事でも仲間や協力者がいる方が、常に“勝つ”よりも有益です。

4.人を混乱させている

自分の内面にこもりすぎていると、コミュニケーションが難しくなることがあります。

そういう人はただのどうしようもない奴ですが、自分よりも多くを知っている人だと感じたり、あなたが相手のことを十分把握するほど賢くないと思うと、それに圧倒されることがよくあります。

あなたのことを本当に理解してくれる人を見つけられればいいですが、周りの人が自分のことを理解してくれないように思えたら、会話をわかりやすくするよう取り組んだ方がいいかもしれません。

なんでもすぐに哲学的な議論にする必要はありません。威圧的に見られる前に、相手を気持ちよくさせましょう。そうすれば、相手も返答するのが怖くなくなります。

5.見た目があまりにも良すぎる

Brennerによると、ただ見た目がいいだけで威圧的に見られる人もいます。

特にそこまで努力をしなくても、外見が美しかったり、知的な才能があったり、有名だったり、お金持ちだったり、セクシーだったり、多才だったり、カリスマ性があったり、もしくは所有物などによって、とても魅力的だから生まれつき幸運だと思われることがあり、それが実際相手に負担になることもあります。

このような特別な悩みはまったくうれしいものではありませんが、人に対して温かく親切にすることで、ギャップを埋めることができます。

そして、最初は誰もが自分に対して威圧感を感じるかもしれないと考えるのが一番いいでしょう。

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Image: fizkes/Shutterstock.com

Aimée Lutkin - Lifehacker US[原文