あえてクラシックなデザインにしたPeugeotの自律走行EV「e-LEGEND 」、パリモーターショーでお披露目

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  • author 岡本玄介
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あえてクラシックなデザインにしたPeugeotの自律走行EV「e-LEGEND 」、パリモーターショーでお披露目
Image: designboom

外見はマッスル。中身はSFメカ。

これまでメルセデス・ベンツアストン・マーチンなどなど、ここ数年フューチャリスティックなコンセプトEVが大量に生まれていますよね。どれもが夢の未来カーのようで、斬新なものばかりです。

ですが、Peugeot(プジョー)が作ったEV「e-LEGEND 」は、敢えてクラシックなマッスルカーみたいな取っ付きやすいカッコ良さを追求しました。なのに内装はすっごいSF感なんです。

まずはプロモ映像をチェックしてみましょう。せり出すハンドルに立ち上がるインパネが、SFメカのようで超イカします。

Video: Peugeot/YouTube

お次は、ちょっとだけメイキング映像も登場するインプレッション動画も。

Video: Caradisiac/YouTube

e-LEGENDは現在開催中のパリモーターショーにてお披露目の真っ最中。ハコスカやマスタングを想い起こさせる雰囲気ですが、1968年から1983年まで作られた「504」の50周年にもあたる年でもあるので、その流れを組んでいるようですね。

designboomによりますと、これには2種類の自動運転と、2種類のマニュアル運転モードが搭載されており、路面の状況やドライバーの気分次第で変更ができるようになっているとのこと。ダッシュボードには49インチの巨大スクリーンが埋め込まれ、AIや音声コマンドによるアシスタント機能も備えています。なのでドアの開閉も声ひとつで行なえるという、『ナイトライダー』な感じなのです。

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Image: designboom

100kWhバッテリーが生み出すのは800Nm(ニュートンメートル)、340馬力。それに4WDで時速0~100kmまでわずか4秒。最高時速は220kmで航続距離は600kmなのに、500km相当の電力は25分で充電完了するという優秀さ。

これまでのプジョーのイメージとは、ガラっと変わったマッスルカーっぽいe-LEGEND 。中身はこんなにハイテクじゃなくても良いので、外見はこのままで市販してくれませんかねぇ?

Source: YouTube(1, 2), designboom