Mozillaはこのところデータセキュリティやプライバシー保護に力を入れています。
新サービスにサインアップしたり、ネットを徘徊したりするときには、情報が盗まれないように安全に保つことを常に最優先で考えておかなければなりません。
先ごろMozillaがリリースした「Firefox Monitor」ツールは、「Have I Been Pwned」の見た目を変えただけのものですが、それでも十分です。
どちらも、あなたのオンラインアカウントが不正侵入されていないかを見つけることができる素晴らしいサービスです。メールアドレスを入力すると、関係するセキュリティ違反(と侵害されているデータ)が一覧で表示されます。
このように、Have I Been Pwnedがメインストリームの注目を浴びるのは素晴らしいことです。なぜなら、Firefoxを愛用していても、Have I Been Pwnedが誇るセキュリティデータベースの大きさを知らない人がたくさんいるから。
初めての人も、過去に検索したことがある人も、Firefox Monitor(あるいはHave I Been Pwned)に自分のアドレスを入力し、ウェブ上でデータが新たにリークされていないかをチェックすべきだと思います。
もっと重要なことは、MozillaのFirefox Monitorがデータをセキュアに保ち、オンラインプライバシーを守るために設計されたソフトウェアやサービスの仲間入りを果たしたことでしょう。
Mozillaはこの点において決してパーフェクトとはいえず、かつてMr. Robotショーとのクロスプロモーションとして、ブラウザに奇妙なメッセージを表示させて人々を不安に陥れたことがありました。
それでも、下記のような新機能の数々は注目する価値がありそうです。
- サイトを越えたトラッキングブロック(今のところFirefox Nightlyのみ)
- Firefox Lockbox:iOS向けパスワード管理アプリ
- Send:暗号化されたファイルストレージ。合計最大1GBのファイルをダウンロード1回または24時間保存可能。
- Facebook Container:Facebookがあなたのウェブ上での行動をトラッキングするのを防ぐ。
- Firefox Multi-Account Containers:ブラウザのタブを目的別に色分けできます。あるコンテナ内のCookieは、別のコンテナのコンテンツに影響しません。
- Mozillaオススメのプライバシー関連ブラウザ拡張機能:Mozilla製のものだけではありませんが、13の拡張機能が紹介されています。いずれもブラウザ体験をセキュアなものにしてくれる便利なものばかり。特に私たちは、Blody Vikings!が大好きです。
Screenshot: David Murphy
Source: Firefox Monitor, Have I Been Pwned
David Murphy - Lifehacker US[原文]