P20 Proに引き続き。
いま、スマートフォン業界でもっとも攻めているメーカーの一つ、HUAWEI(ファーウェイ)は新型スマートフォン「Mate Pro 20」を発表しました。その特徴はトリプルカメラ、ディスプレイ指紋認証、そしてスマートフォン「からの」ワイヤレス充電です。
Mate 20 Proの背面に搭載されたトリプルカメラは、それぞれ焦点距離が16mm(2000万画素)/27mm(4000万画素)/80mm(800万画素)と異なっており、超広角から標準、望遠撮影までをカバーします。さらに、AIによる画像補正もより自然になっているとのこと。また動画撮影では、クラシック映画風の撮影効果も利用できます。
6.4インチの有機ELディスプレイは指タッチによるディスプレイ指紋認証が利用可能。さらに別の生体認証方式として、ノッチ部分に「3D顔認証機能」も搭載しているのです。搭載されるプロセッサ「Kirin 980」はAI(人工知能)関連の処理速度が高速化しただけでなく、最大1.4GbpsのLTE通信にも対応。
本体はワイヤレス充電に対応していますが、興味深いのはここから。なんと、本体からQi(チー)対応デバイスを逆に充電することができるのです。「iPhone XS」もワイヤレス充電できるのか、ちょっと気になってしまいます。また、その他のスペックとしては、バッテリー容量は4200mAhで、IP68の防塵・防水性能を達成しています。
Mate 20 Proは年内に発売されますが、現時点では具体的な日付けや価格は発表されていません。おそらくは、ハイエンドモデルにふさわしい(10万円前後?)値付けで販売されることでしょう。
Source: The Verge, Gizmodo.com