もうMate 20だけでおなかいっぱいなんすけど。
本日、ロンドンで開催されたHUAWEI(ファーウェイ)の新製品発表会にて、新型スマートフォンがドドンと4機種も発表されました(あと+1機種発表済みのモデルもあります)。しかも、みーんな名前は「Mate 20」なんです!
HUAWEIはただでさえMateシリーズ、Pシリーズ、NovaシリーズにHonerシリーズと製品ラインナップが多いのですが、まさかMateだけで5機種もあるとは。
以下、簡単にまとめておきますね。
Mate 20:ノッチ小さい!
Mate 20シリーズのベースとなるモデルです。ライカブランドを冠する、3レンズからなるカメラシステムを備えており、6.53インチのフルHD液晶ディスプレイには小さな涙滴型ノッチがあるだけ。なかなかスマートな見た目ですね。
メインチップである「Kirin 980」はAI処理用のNPUを搭載、7nmプロセスで製造されています。バッテリーは4000mAhとたっぷり。防水はありません。価格は799ユーロ(10万円くらい)から。
Mate 20 Pro:iPhone対抗の本命モデルでしょ
Mate 20の上位モデル。日本にやってくるとしたら、たぶんこれが主力モデルとなるでしょう。
Mate 20の基本性能に加えて、iPhoneのような深度センサーを用いた顔認証が搭載され、さらにディスプレイ内蔵型の指紋センサーも搭載。ディスプレイも有機ELの3120×1440ピクセルにパワーアップしています。ただし、画面サイズは6.39インチとちょっぴり小型化、ノッチはiPhoneばりに広くなっています。
IP68の防水/防塵機能を備えており、おまけに他のワイヤレス充電デバイスを充電するという変わり種機能もあります。価格は1049ユーロ(13.6万円くらい)。
Mate 20 RS:ポルシェデザインのプレミアムモデル
昨年にも登場した、ポルシェデザインとのコラボモデル。背面にレザー素材が採用されています。
スペックはおおむねMate 20 Proと同じですが、メモリは8GB、ストレージは256GB or 512GBの大盛りです。値段は1695ユーロ(22万円くらい)から。はい、いつもの20万円越えのお値段ですね。
Mate 20 X:デカっ!
「One More Big Thing」のスローガンとともに発表されたスマホ...というかタブレット。Galaxy Note9の6.4インチを超える7.2インチのOLEDディスプレイ(ただし解像度は2244×1080とそこそこレベル)、バッテリーも5000mAhと、スマホの域を超えています。
タッチペン「M-Pen」に加えてゲーム用の外付けスティックも用意されており、Galaxy NoteもNintendo Switchも目じゃないよ、と息巻いています。価格は899ユーロ(11.6万円くらい)。あれ、思ったほど高くない?
Mate 20 Lite
先日発表済みのLiteモデルです。いちおうMate20の名前を関してはいますが、カメラもチップもディスプレイも、何もかもがダウングレードしている廉価機です。でもメモリは4GBあったり、意外と侮れない。
いやー、もう何が何だか。
これらのうち、いくつが日本に上陸してくるのか楽しみです。
Source: Meet the #HUAWEIMate20 Live from London, HUAWEI
訂正[2018/10/17]誤字を訂正しました。また、Mate 20 Liteは新発表の端末ではなく、発表済みの端末である点訂正しました。