検索市場での言論の自由はどうなるの?
検索の巨人、Google(グーグル)のサンダー・ピチャイCEOが、Wiredの25周年サミットにて、中国市場への再参入を計画していると発言しました。中国は、その巨大な市場から可能性の宝庫。ビジネスマンなら誰だって切り込みたい世界です。が、いかんせん中国国内での独自マーケットがあるので入り込むのはとても難しい。ネットサービスなんてそのもっともたるものです。
学びのため
ピチャイCEOは「もしGoogleが中国参入したら、一体どういうものになるのか調査していきたい」と発言するも、まだまだ計画初期段階のため、実際に参入する(できる)かの判断はまだ先の話。ピチャイCEOいわく、参入するかはさておき、中国という市場を学ぶことは重要であると。
反対の声
Googleの中国計画は「Project Dragonfly」というコード名が社内でついているそうですが、トップ自らが、公の場で中国参入計画について語るのは今回が初めて。Google社内では、中国向け検問検索サイトの開発に反対の声をあげる社員もおり、署名活動が行なわれています。米議会からも疑問・反対の声がでており、中国市場そのものの難しさはもちろん、社内外からの風当たりも相当きついというのが現状。
トップが公の場で発言したということは、向かい風は覚悟で進んでいくつもりであるというアピールですよね。
Source: The Verge