どれだけのパフォーマンスを実現するのか。
年々高性能になるiPhoneのプロセッサですが、いよいよMacに本格進出することになるかもしれません。アナリストの報告によれば、台湾TSMCが製造するARMベースのプロセッサが2020年〜2021年にもMacに搭載されるかもしれないんです。
著名アナリストのミンチー・クオ氏によれば、2020年〜2021年に製造されるMac用のプロセッサはApple(アップル)が設計します。これにより、Appleには「製品リリースのタイミングがコントロールできる」「より利益率が上がり、製品価格も下げられる」「他社製品との差別化ができる」などのメリットが想定されるとのこと。個人的には、特に値下げに期待したいですね。あとバッテリー持ち。
また、クオ氏は噂の「Apple Car」についても、2023年〜2025年にTSMCがAppleにプロセッサを提供すると予測しています。これはApple Carの「先進運転手支援システム(ADAS)」に利用され、レベル4(高レベル)やレベル5(完全)の自動運転を実現するんだとか。Appleが自動運転の支援システムに興味があるのか、車自体に興味があるのかは今のところ不明ですが、クオ氏は以前からAppleが独自に自動車製造を開始すると報告してきました。
またその他にも、TSMCが2019年と2020年にもiPhone向けプロセッサを独占提供することをクオ氏は伝えています。2019年と2020年といえば、「A13」「A14」に相当するのでしょうか? AppleとTSMCの蜜月はこれからも続きそうですね。
Source: MacRumors