「ていねいな暮らし」。いいですね、憧れます。
でも日々忙しく働いていて、しかも家庭があったりして、さらに共働きだったりすると、朝起きてカーテンを開けてじっくりコーヒーを淹れて…なんてフィクション側の世界の話。
限りある時間のなか、料理を始め、あらゆる家事に「効率化」が求められます。
…とはいえ、効率だけを追求する暮らしも味気ないもの。
効率化とQOLの向上を同時に叶えるヒントが料理家・コウケンテツさんが提案する時短レシピの試食・体験会にありました。
ご自身も二児の父であるコウさん。さらなる時短のために「同時調理」を提唱、かつ親子で楽しみながらつくれる「エンタマルチタスク」な料理を提案します。
この日紹介されたのは、湯まわりの住宅設備メーカー「ノーリツ」のビルトインガスコンロ「ピアット [マルチグリル]」を活用したレシピ。
今回は、別売りのキャセロール型グリルを使ったレシピを披露してくれました。
3ステップで完成。マレーシアの定番朝ごはん
最近、アジア家庭料理を手掛けているコウさん。8割が共働きの 「共働き先進国」マレーシアの国民食と言われる「ナシレマ」を紹介してくれました。
レシピは以下の通り
ナシレマ(3~4人分)
材料:
ジャスミンライス(2合)
ココナッツミルク200ml
水300ml
※ 塩少々 ゆで卵、スライスきゅうり、揚げ煮干し、ピーナッツ各適宜
■ サンバルソース
塩小さじ1/2
にんにく(みじん切り)1かけ
紫玉ねぎ(みじん切り)1/4個
サラダ油大さじ1
トマト(湯むきして一口大に切る)2個
粉とうがらし大さじ2
黒砂糖小さじ2
桜えび(みじん切り)5g
つくり方:
1. 米はさっと洗ってキャセロールに入れ、ココナッツミルク、塩、水を加えて軽く混ぜ、30分ほどおいて「ごはん」機能で炊いてさっくりと混ぜ、取り出す。
2. キャセロールをきれいに洗い、サンバルの材料を加えて「煮る」機能で20分煮て混ぜる。
3. 器に1を盛って2をかけ、ゆで卵、スライスきゅうり、揚げ煮干し、ピーナッツを添え、仕上げに粗挽き黒コショウを少々振る。
ごはんはもちろん一般の炊飯器で炊くこともできます。ジャスミン米が苦手だったり、手に入らない場合には、日本米でも代用可能。
また、サンバルソールはこのメニューだけでなく、麺や鶏肉料理など幅広く汎用性があります。
衛生的に管理すれば冷蔵庫で1週間ほどは保つそう。冷凍庫ならさらに日持ちするので、週末に作り置きして使うのも良さそうです。
「エンタマルチタスク」な料理づくりを助けるのは…
今回使用された「ピアット」のガラス天板は、ガスコンロらしくない「フラッシュオレンジ」というビビッドな色合い。
フラットな天板と、一体化した五徳とバーナーリングでお手入れしやすいのがポイントです。
料理の際、地味にモチベーションを削られるのが油などのコンロの汚れだったりするのでお手入れしやすさのはうれしいところです。
さらにマルチグリルは「温度センサー付き下火バーナー」(業界唯一とのこと)つき。
メニュー に応じた火加減を自動で調整してくれて、焼く、温める、ノンフライ、煮る、蒸す、パンを焼く(!)などの調理方法ができます。
グリルでパン、焼いてみたいなあ。
あわせて読みたい:
Image: さいとういつき
Source: ノーリツ, ピアット [マルチグリル]