Appleの自動運転車がふたたび事故。相手はまたしても日本車

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  • author 塚本直樹
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Appleの自動運転車がふたたび事故。相手はまたしても日本車
Image: Sundry Photography/Shutterstock

今回はサイドアタック。

ひっそりと、しかし確実に進行しているはずのApple(アップル)の自動運転車プロジェクト。以前にはもらい事故でその存在が確認されましたが、今回も2回目の事故という意外な形でプロジェクトが姿を見せています。

ドライバーは無事

Appleが提出した資料によると、この交通事故はカリフォルニア州のサンノゼで10月15日(現地時間)に発生しました。Appleの車両がマニュアルモードで左折のために時速5マイルで移動していると、別の車両(トヨタ・カムリ)が時速15マイル(約24km)で接触したというのです。なお、このカムリはレーンを横切りつつ、進行方向変更の表示は行なっていませんでした。

幸いなことに、今回の事故ではドライバーに怪我はなく、また車両のダメージも軽微なものとなっています。ただし、自動運転システムがどのように事故に関連していたのかについては報告はありませんでした。

事故をもらいがちだけど順調?

以前の事故は後方からの追突、そして今回の事故は側面からの衝突と、なぜか事故をもらいがちなAppleの自動運転テスト車両。また事故の相手がどちらも日本車なのも、なんだか興味を惹かれてしまいます。しかし自動運転システムが自分から事故を起こすよりは、ずっとマシともいえるでしょう。

なお同じくGoogle(グーグル)もWaymoと共同で自動運転プロジェクトを進めていますが、こちらは2014年から38件の交通事故が発生しています。そう考えると、Appleの自動運転プロジェクトはむしろ事故件数が少なく順調に進んでいる、と考えられるかもしれませんね。

見た目がスゴいのかな。

Source: Cult of Mac