目指せ最低10回の飛行!
宇宙旅行から帰還したカプセルやロケットのブースターなどを再利用し、少しでもコスト削減しようと努めているイーロン・マスクのSpaceX(スペースX)。2019年からは、着陸したブースターを24時間以内に再発射させようという計画も進めています。
そしてArs Technicaは、すでに2回飛んだファルコン9の新型ブースター「ブロック5」が、近いうちに3度目の飛行をするしれない、と報じています。
SpaceXはまだ詳細を明かしていないものの、まだまだ飛ぶついでに他社で作られた人工衛星をいっぱい乗っけていくつもりでいます。
それがまず、11月19日のSSO-A(太陽同期軌道-A)ミッション。eoPortal Directoryによりますと、これは14カ国から51の顧客が参加し、マイクロ、ナノ、キューブ型など何十個もの小型衛星をライドシェアで運ぶものとのこと。
もしかしたら、このブロック5ブースターが3度目の飛行をするかも? と考えられているのです。
これまで16年の歳月を経て、何千回もの計画変更で気が狂うほどの開発の末にやっと完成したという「ブロック5」。5月11日にデビューし、8月7日には再飛行を果たしています。そしてもしかすると、11月19日には新たな記録を達成するかもしれません。
SpaceXは最低10回は飛ばしたいということなので、このブースターにはあと8回頑張ってもらいたいわけです。さぁどうなりますでしょうか?
Source: Ars Technica
Reference: eoPortal Directory, YouTube