大きな声では言えませんが、子どもが気にいるおもちゃは、お店の棚では見つかりません。

子どもを刺激したり、魅了したり、疲れさせるのに必要なものは、すでにあなたの家の中のクローゼットや台所、ガレージの中に隠れています。

一度家の中を探し始めるとお店に行って、お金を払ったり、包んだりする必要のない子どもへのプレゼントが、次から次へと見つかります(少なくとも子どもが自分のスマホを欲しがるまでは)。

今回は、私の家で子どものお気に入りのおもちゃになった日用品を紹介します。

1. トイレットペーパー

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Image: Anders Vindegg/Flickr

トイレットペーパーは、子どもに気を取られないで済むほんの少しの時間を親に与えてくれる、すばらしいおもちゃです。

赤ちゃんや幼児は、トイレットペーパーを広げたり(転がしたり)、破いたり、基本的にそこらじゅうをトイレットペーパーでゴミだらけにするのが大好きです。

至急電話したり、オーブンに何かを出し入れしたり、ほんの一瞬ボーッとするためだけでも、どうしても5〜10分の時間がほしい時に、やけくそ気味に子どもにトイレットペーパーを1ロール渡します。

2. 布のナプキン

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Image: Lifehacker US

布のナプキンは、いないいないばあをしたり、おもちゃを下に隠したり、不機嫌な子どもの気をそらすために投げたりクルクル回したり、部屋の中に隠して子どもに探させたりして遊ぶのに最適です。

靴の空き箱を持っている場合は、フタの真ん中に丸い穴を開けて、箱に入れたナプキンをその穴から引っ張り出して、ティッシュペーパーみたいに遊ぶのも楽しいです。

3. 食品保存容器

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Image: Tupperware via Lifehacker US

プラスチック製のフタ付き食品保存容器(持ち帰りようの容器やタッパーウェアのような)は、ほんの数秒で赤ちゃんや幼児のすばらしい楽器になります。

ドラムスティックとして木製のスプーンやヘラも与えましょう。

もしくは、容器にポップコーンの種や乾燥豆、大麦などを入れ、フタが開かないようにテープでしっかりと止めれば、大きな赤ちゃんのガラガラになります。我

が家ではひとつをベビーカーに入れておいて、小石や葉っぱ、小枝など、子どもが見つけた特別な物を入れる、小さな宝箱として使っています。

私が疲れ果てた時は、その箱をワクワクする贈り物のようにプレゼントします。

また、容器の底にいくつか穴を開けて、水が少しずつ漏れ出すようにすれば、お風呂用おもちゃとしても完璧です。

4. バケツ、洗濯かご、ゴミ箱

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Image: SiVGiV/Flickr

少し想像力を働かせると、洗濯かごや古いゴミ箱、大きなバケツや赤ちゃん用のバスタブは、月へと発射する宇宙船や、光り輝く海へと漕ぎ出すクルーズ船、宝探しをする海賊船(バンダナや眼帯があれば気分が出ます)に変身します。

子どもを操縦席に座らせて、前後に揺らして動かします。気の利いた音楽があれば、このおもちゃは大ヒットします。

5. ベッドシーツ

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Image: clemente montes/Flickr

ベッドシーツやテーブルクロスは、洞窟、要塞、巣、テントなどをつくれます。

手持ちのプレイリストから、「小川のせせらぎ」「夏の夜」「波の音」のような環境音楽や自然の効果音を選んで流しましょう。

懐中電灯やブランケットと枕なども渡してあげれば、子どもは延々とうれしそうに遊ぶはずです(親の体感では20分くらいです)。

6. 金属製のボウル

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Image: Swandee/Flickr

金属製のボウルもまた、万能おもちゃです。

レゴやスプーン、小さなブロックなどを、ボウルの中に落として、子どもにいろいろな音を聞かせてあげましょう。

もしくは、逆さまにして、大きなパックのように床の上をすべらせたり、小さな泡立て器でスチールドラムのように叩いたり、おバカヘルメットのように頭にかぶって見せることもできます。

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Lorraine Allen - Lifehacker US[原文