Page Anchor(ページ・アンカー)は、名前の通り、本のページにアンカー(いかり)を落とすように、手で押さえなくても、ページを開いたままにしてくれるツールです。そう聞くと、大したことがないようなツールに聞こえますが、実はさまざまなことに応用できます。実は、このページアンカー、海外のクラウドファンディングで約1700万円を達成、machi-yaでも目標金額400%を達成している人気商品。スウェーデンの企業が製作し、本への愛が詰まった、本の可能性に気付かせてくれる商品です。今回は実物を触る機会があったので使い心地をレビューしてみます。

メモを取りながら、勉強にも

ビジネス書や専門書は、ノートやスマホでメモを取りながら読むことも多いですが、メモを取る時に片手でページを押さえながらだとなかなか煩わしい。ページアンカーは本に差し込むだけで、メモしている間も、しっかりとページを固定しておいてくれます。

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Image: machi-ya

ページをめくるには、アンカーを少し上に上げればOK。

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Image: machi-ya

ページアンカーをセットするときに、あまり多くのページを挟まずに、ゆるめに止めてあげると、スムーズにページをめくることができます。慣れてくると、普段本をめくるのと変わらない感覚でページをめくることができますよ。

厚めの本を読む時も、手がフリーに

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Photo: 吉田 祥平

厚めの、特に新しい本を読むときは、ページが反り返ってこないように、手で押さえながら読まなければいけません。無意識にしていることなのですが、それから解放されると、意外と気を使っていたのがわかります。これは一度経験してみないとわからないかもしれません。

アンカーを上げてページめくるのに慣れてくると、机にも置けますし、手がずっと楽になります。厚めの本を読むとき、Kindleを使うように手の力を抜いて本が読めるのは魅力です。

本を誰かに見せながら説明するときも、手が邪魔にならないのでスマートです。

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小さな文庫本にも、ピッタリ合います
Photo: 吉田 祥平

絵本や雑誌に付けることで、本をインテリアに

気に入った絵本や雑誌のページを広げ、Page Anchorで止めると、部屋を自分色に変えてくれるインテリアになります。

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Photo: 吉田 祥平

本なので季節や気分に合わせて、ページをめくるだけで、部屋の雰囲気を変えてくれます。本は好きだけど、部屋が味気ないという方はぜひ。

北欧のデザインらしい、シンプルなのに、どこかかわいい形

名前の通り、アンカーの形をしています。スウェーデンのスタートアップ企業が手掛けた商品とあって、北欧らしい、シンプルなのに、どこか面白みがある形です。医療用のメスにも使用される316Lステンレススチール素材でできていて、金属なのに、不思議と手に柔らかく馴染みます。

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Photo: 吉田 祥平

使わないときは本に差しておいてもいいのですが、専用のベロア素材の袋も、手入れをするためのクロスと一緒についてきます。

カラーはオブシディアン・ブラック、ローズ・ゴールド、ウィンター・プラチナ、シグネチャー・ゴールドの4種。

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Photo: 吉田 祥平

紙で本を読むのが好き、という方は、ぜひ一度使ってみることをオススメします!

「Page Anchor」は、 現在machi-yaにて目標金額の400%を達成し、プロジェクトは終了目前です。今後日本での販売がどうなるかは未定ですので、プロジェクトが終わる前に下記のリンクから確認してみてください。

>>「Page Anchor」のオーダーはこちらへ

Photo: 吉田 祥平

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Source: machi-ya