中も外も全部New。
以前から言われていた、30日23時のApple Special Eventにて新型Apple Pencilが登場するという噂。これについて、まだ確定情報ではないのですが、本体のデザインの変更やジェスチャー操作、新しい充電方式といった新機能について伝えられています。
よりミニマルな姿に
Apple Pencil 2018:
— Ben Geskin (@VenyaGeskin1) 2018年10月29日
- Design is even more minimalistic, the silver rail on top is now gone.
- Tap and Swipe gestures along the pencil.
- Magnetically attachable to the new iPad.
- New charging method. pic.twitter.com/tS1ptCWgnh
Appleのリーク情報でお馴染みのBen Geskinによれば、新型Apple Pencilのデザインは本体上部のシルバーリングがなくなり、よりミニマリスティック(シンプル)とのこと。さらに、Surface Penのように新型iPad Proにマグネットでくっつくようで。
中身については新たな充電方法が採用されるみたいです。新たな充電方法とは、USB-Cを使うという意味でしょうか。それとも、本体サイドからの充電…? Magnetic Connectorを活かした機構…? こちらもなかなか気になります。
ジェスチャー機構で手元操作ができるように?
Apple Pencil 2, model B332, will support gestures. The user will be able to change stroke properties by sliding along the sides of the pencil.
— Guilherme Rambo (@_inside) 2018年10月28日
さらにツイートによれば、ペン側面をタップしたりスワイプするジャスチャー操作に対応するというのです。これについては9to5MacのGuilherme Ramboも、「Apple Pencil 2(model B332)ではジェスチャー(スワイプ)によりストロークの設定が変えられる」とツイートしています。「ストローク」だけだと何を指しているのか読み取りづらいですが、手元でブラシの種類や太さなどを手元で変更できるイメージでしょう。
Wacomライクな「放射状メニュー」も?
The way I figure, the new Pencil will have a button of some sort on the side that when you hold down you can perform gestures with the Pencil — tap, double tap, or swipe. A solid state button sounds very Apple-y. Devs could perhaps use for radial contextual menus
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2018年10月28日
さらに別の開発者のSteve Troughton-Smithも、iOSのコードからジェスチャー機能を示唆していると思われる文字列を発見。彼はそれだけでなく、新型Apple Pencilに「(おそらく感圧式の)ボタンがある」と報告。このボタンでタップ操作を行ない、「放射状メニュー(ラジアルメニュー)の展開」にも利用できるかもしれないというのです。
新Pencilでよりプロ向けになるiPad Pro
新型Apple Pencilについては、以前にも9to5Macが「AirPods」のように、近づけるだけでペアリングできたり、簡単にデバイス切り替えが可能になると伝えたことがあります。つまり、わざわざ本体にApple Pencilを刺さなくていいってことです。
噂をまとめると、新型Apple Pencilは、外観デザインから内部のメカニズム(充電方式、ジェスチャーの機構)まですべてが新しくなるということ。それによって、手元でブラシのプロパティを変えられたり、すぐにメニューにアクセスできたり、よりプロのクリエイターに向けたスタイラスになりそうです。
タブレット本体に負けないくらいのインパクトあるかも。
Source: Apple Insider, Twitter