待ってましたよ~。
新しい「iPad Pro」に歓喜している人が多いなかで、でも実はChrome OSの「Pixel Slate」が気になるよって方もおられるでしょう。Google(グーグル)が公式にリリースした12.3インチの薄型タブレットには、AndroidではなくChrome OSが採用され、純正キーボードケースの「Pixel Slate Keyboard」を装着すれば、オシャレな丸型キーのラップトップへと早変わり!
ただ、もうちょっと価格設定にお得感があれば、さらに満足できるのでは? もしくは廉価版が登場したらどうでしょう?
そんなリクエストに応えてくれるかは定かではありませんが、このほどphoneArena.comは、Geekbenchのベンチマークデータベースから、謎の「Google Rammus」なるコードネームの新デバイスが発見されたことを伝えています。
Google Rammusには、これまた謎な「Shyvana」というコードネームのマザーボードが搭載されていますが、最大の特徴は、搭載チップセットが、Intel製のCore m3-8100Yとなっていることでしょう。これって、Pixel Slateのラインナップにおいて、8GBのRAMに64GBのストレージ容量を装備した799ドルのモデルで採用されているのと、まったく同じなんですよね…。
しかしながら、ベンチマークデータに載っているGoogle Rammusは、4GBのRAMしか搭載していません。しかもOSは、Android 7.1.1 Nougatがベースになっているんですよね。いまやAndroid 9 Pieの時代を迎えているのに、なにゆえ2世代も前のOSで、新デバイスのテストが進められているのでしょうか? このGoogle Rammusをめぐっては、Pixel Slateの廉価版か、あるいは「Pixelbook」シリーズの後継機種か、それとも新たなスマートスピーカーやスマートディスプレイなのか、さまざまな憶測を呼んでもいるようです。
ただのスマスピであれば、わざわざIntelのCore m3プロセッサなんて大げさな気もしますし、これはやはりスペックを抑えながら、Googleが低価格でリリースを予定している新タブレットもしくは新Chromebookなのでは? もちろん、コードネームをつけて開発が進められたものの、商品化にはいたらないものだってありますから、Google Rammusが、あの幻の「Surface Mini」のような運命をたどらないことだけを願いたいものですね。
Source: phoneArena.com