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“究極”のゲーム向けZ390マザー「ROG MAXIMUS XI EXTREME」がASUSから

 5GbEや4基のM.2スロットなどを備え「究極のゲーミング仕様」を謳うASUSのZ390マザー「ROG MAXIMUS XI EXTREME」が発売された。店頭価格は税込60,264円。

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4基のM.2スロットや5G LANを搭載したハイエンドZ390マザーボード

 ROG MAXIMUS XI EXTREMEはIntel Z390チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA1151マザーボード。第9世代/第8世代のIntel Coreプロセッサに対応した製品で、豊富な上位機能を装備し「究極のゲーミング仕様」とアピールしている。

 その1つがネットワーク機能で、Aquantia AQC111Cコントローラによる5 Gigabit Ethernetと、Intel I219-VコントローラによるGigabit Ethernetの2つが搭載されている。前者では広帯域幅による非圧縮4K UHDビデオのストリーミングなどが、後者ではCPU負荷の低減とTCP&UDPスループットの向上が可能としている。前者は2.5 Gigabit Ethernetにも対応する。

 もう1つが計4基のPCIe x4接続M.2 SSDスロット。マザーボードに2基、付属の拡張カード「DIMM.2」に2基それぞれ装備されており、Intel Rapid Storage TechnologyとNVMe RAIDの活用でSSDストレージの速度を究極に高めることができるという。また、DIMM.2にはファンの追加が可能で、これによりSSDのサーマルスロットリングを防げるとしている。

 冷却システムに特化した設定も特徴で、水冷ポンプに3A以上の電力を供給できるという「Water pump+」をはじめ、ファンやラジエーターなどに向けた多数の4ピン電源コネクタが搭載されている。このほか、Aura SyncやPhilipsのスマート照明「Hue」に対応したイルミネーション制御機能、ゲーム向けサウンド機能「Sonic Radar III」「Sonic Studio III + Sonic Studio Link」も備える。

 メモリスロットはDIMM×4(DDR4-4400対応、最大64GB)。拡張カードスロットはPCIe x16×3、PCIe x1×1。上記以外の主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0、SATA 6Gbps、USB 3.1 Gen2 Type-C/A、8chサウンドなど。CPU用補助電源は8ピン×2。

メモリスロットの外側にM.2 SSD用拡張カード「ROG DIMM.2」スロットを備える
システムの状態を表示する「LiveDash OLED」
主な機能

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]