老け顔の若者と童顔の大人、うまく認識できるんだろうか?
イギリスのスーパーのセルフレジでカメラ付き顔認証ソフトウェアがもうすぐ導入されると伝えられています。イギリスのスタートアップ会社Yotiの技術で、買い物客が事前に年齢登録することなく、レジにてアルコールとタバコを購入できる年齢に達しているかどうかを判断できるようになるとのこと。
今の所は試作品のようですが、セルフレジでの顔認証は来年にはもっと広がって行くとTelegraphが報じています。多くの大手スーパーも試作品の導入を考えているそうですが、今の所完全に導入をしたスーパーはまだないようです。
確認作業の手間を削減するのが目的
このソフトウェアを開発したYotiはアメリカ日本社を置くセルフキオスクで有名なNCRという会社とパートナーシップを結んでいるそうです。レポートによると、この年齢認証システムの目的としては、レジで免許証などのIDをチェックするという作業を減らし、機械に任せるというところ。AIに年齢判断を任せることになるのですが、どれくらい正確な判断ができるものなんでしょうか。顔認証テクノロジーについては、これまでも誤認証による差別問題などもありました。またプライバシーの問題もありますよね。そのデータを会社がどう扱うのかも。
今の所Asda、Morrisons、Tescoという3つの大手スーパーが候補として挙げられているようですが、まだどこもハッキリと発表をしていないというのが現在の状況のようです。さてこれは便利となるのか、はたまた問題になるのか、動向に注目ですね。