メルカリの本・CD・ゲーム専用アプリ「メルカリ カウル」、一本化のため終了　取引数は前年比170％と成長

「エンタメ・ホビー」カテゴリに特化したメルカリの姉妹アプリ。

　フリマアプリ「メルカリ」の中でも「エンタメ・ホビー」カテゴリに特化していたフリマアプリ「メルカリ カウル」（iOS版、Android版）を12月17日をもって終了することを、メルカリのグループ会社・ソウゾウが発表しました。

「メルカリ カウル」

　「メルカリ カウル」は2017年5月に開始。メルカリ内でも本・CD・DVD／ブルーレイ・ゲームなどの使い勝手の向上を目的としたアプリとなり、出品したい商品のバーコードを読み取るだけで商品情報（タイトル・著者/アーティスト名・発売日・定価等）が自動入力される「バーコード出品」機能を導入していました（2018年6月から「メルカリ」も実装）。

「バーコード出品」機能

　「エンタメ・ホビー」カテゴリの取引数は2018年9月時点で前年比170％となるなど順調に増えていましたが、「メルカリ カウル」の機能の大部分が「メルカリ」にも追加されたことから終了を決定。「メルカリ カウル」を通じて出品した商品は引き続き「メルカリ」で利用できます。

　また終了に際し、各カテゴリでもっとも取引された商品のランキングも発表。本の1位は『大家さんと僕』（矢部太郎）、漫画の1位は『ONE PIECE』89巻（尾田栄一郎）、CD1位は「初恋」（宇多田ヒカル）、DVD1位は「アナと雪の女王」、ゲーム1位は「モンスターハンター：ワールド」（カプコン）となっています。

「エンタメ・ホビー」カテゴリ内の累計でもっとも取引された商品（集計期間：2017年5月9日〜2018年10月23日）

本

漫画

CD

DVD

ゲーム

対象：「メルカリ カウル」および「メルカリ」から「バーコード出品」機能を利用して出品された商品のうち、各カテゴリで最も取引数が多かった上位5タイトルを抽出

集計期間：2017年5月9日（「メルカリ カウル」リリース日）〜2018年10月23日