楽しみながら運動という永遠のテーマ in テクノロジー with バンダイ。
浅草のバンダイ本社にて、スマホアプリと連動する小学生向けのIoTシューズ「UNLIMITIV(アンリミティブ)」の製品発表会がありました。子供向けのウェアラブルアイテムで、しかもシューズとは、これまた新鮮な。
ウェアラブル的な仕組みとしては、加速度センサーを内蔵したセンサーユニットをインソールの下にセットし、これがBluetoothでアプリと連携。シューズのつま先でトントンと地面を叩けば連携する、エモいギミックとなっています。
デザインは恐竜をモチーフとし、靴底にも恐竜のカギ爪的なグリップがちらほら。いわく、最速の恐竜として知られるオルニトミムスをモチーフにしたとか。時速80Kmで走るらしいですよ。はっやー。
「ウォーク」「ラン」「ダッシュ」の3種類をセンサーで認識し、歩くだけでポイントが加算されるフィールドモードや、本格的な6つのトレーニングが楽しめるアルティメットモードもあります。もも上げや反復横跳び、ジャンプなどの陸上的なトレーニングとなっており、運動量に応じたスコアが表示され、全国ランキングでほかのユーザーとの比較もできるんですって。ほぇ〜、ソシャゲみたい。
トレーニングで獲得したポイントは、アプリ内のゲームで使用可能。アバターがステージを走り、ポイントに応じてライバルと遭遇したり、レベルアップしたりという感じです。いっぱい進めば達成感がありますね。
登壇していた子役の男の子も、「鬼ごっこの後にたくさんポイントが溜まってて面白かった」と言ってまして、あぁーなるほど、と。『ポケモンGO』でも、たくさん歩けば歩数カウントが増えて達成感がありますけど、その感覚に似てるのかも。です。
あと、日本ランニング協会の人が言ってたんですけど、子どもの運動量を測定する仕組み自体が画期的らしく、収集したデータもすごく価値あるものになるそうな。言われてみればって感じですけど、確かに。
また、発売予定はないものの、大人用のモデルも検討中とのこと。実際に履いてみるととても軽くて、センサーが邪魔に感じることもありませんでした。大人でも楽しみながらトレーニングしてみたい感ありますぞ。
「UNLIMITIV」は、2018年12月1日(土)発売予定。価格は3,900円(税抜)です。ウェアラブルとしてはお値打ちに感じるけど、子どもシューズでありつつもウェアラブルってなると、価格もこうなってくるのね。センサーユニットは同梱されますのでご安心を。
時代が変わろうと、子どもとは早く走りたいもの。そして、小学生の世界ではいつだって早いヤツがモテるのです。子どもシューズは、コーナーで差をつける時代から、ウェアラブルトレーニングの時代に。
Source: UNLIMITIV