寝起き顔でも百発百中に?
今年販売された「iPhone XS」にも搭載されている、顔認証機能「Face ID」。便利に使っている方も多いと思いますが、その動作が完璧でないのも確か。しかしアナリストの報告によれば、2019年にはFace IDの認識精度が向上するかもしれないんです!
実績あるアナリストことミンチー・クオ氏のレポートによれば、2019年の新型iPhoneではFace IDに利用される投光イルミネーターの出力が向上。これにより周辺光による干渉がおさえられ、認識精度が向上することが期待できるそうなのです。
iPhoneのFace IDは赤外線を顔に照射してその凹凸を読み取るのですが、「マスクをしていると読み取れない」「様相が大幅に変わると認識に失敗することがある」などの現象も確認されています。マスクは難しいかもしれませんが、後者の認証ミスは今後もしかしたら減らせるかもしれませんね。
さらにクオ氏は、新型iPadが2019年第4四半期(10月〜12月)から2020年第1四半期(1月〜3月)にリリースされ、カメラに新3Dモデリング技術「Time of Fly(ToF)」が搭載されると報告しています。また、このToFは2020年モデルのiPhoneにも搭載されるそうです。
実はBloombergが以前より、「新型iPhoneには背面に3Dカメラが搭載される」と報告していました。その実態はまだ不明ですが、やはり「ARKit」のようなAR(拡張現実)機能に利用されるのでは…と、個人的に期待しています。
最後に、クオ氏は2019年に低価格版のiPad miniが「iPad mini 4」を置き換える、とも伝えています。今年は「Mac mini」に新モデルが登場したように、新型iPad miniの登場ももはや夢ではない、のかもしれませんね。
Source: 9to5Mac