いままでのスマートフォン写真にはない、新しい表現にチャレンジできそう!
スマートフォンの小さなカメラセンサーでも、背景をボケさせて被写体の存在感を浮き立たせ、リッチ感を増してくれるポートレートモード。ハイエンド系スマートフォンでは必須といえる機能になりましたよね。
もちろんPixel 3にも搭載されていますよー。
まずはアウトカメラをつかってのバストショットをパチッとな。頭頂部奥側の髪の毛はボケていますが、耳から首、Tシャツに連なるラインはビシッとシャープです。
被写体までの距離を正確に把握しているのでしょう。ここまでは被写体で、ここから先は背景と、領域をくっきりと分けているのがわかりますよね。
さて。ここからがチャレンジングタイムです。夢のオーシャンです。
Pixel 3のポートレートモード、寄れるんです。
寄りまくれるんです。
Pixel 3の純正カメラアプリをポートレートモードにすると自動的にデジタルズーム状態となり、デジカメでいうところの標準域のレンズを使っているような画角になります。50mm前後ですね。
そして50mm前後には明るいレンズが多いのですが、最短撮影距離は45cmまでのものが多く35cmくらいまで寄れるものは極めて少数。つまり近接撮影に弱く、寄れません。
大事なことなので繰り返します。Pixel 3のポートレートモード、寄れるんです。
さあ、ずずいと前へ。
ご遠慮なさらず、かぶりつきでどうぞ!
このマクロ性能はちょっと衝撃的でした。大型LEDライトをスタンドに載せるとか、真っ昼間の窓際で撮影するとか、たっぷりの光を用意してあげればマクロな物撮りもいけるんじゃないでしょうか。
またインカメラのポートレートモードも技アリです。こちらが普通に撮った、自撮りポートレートです。
画角スライダーを広角側に動かすと、こんなにも広い!
Pixel 3のアウトカメラは1,220万画素 f/1.8の1台だけですが、インカメラは視野角75度800万画素 f1.8の標準域と、視野角97度800万画素 f2.2のワイド域、2つのカメラが入っているんですよ。
広角インカメラは家族、パートナー、友人といっしょに自撮りをしたいときに便利ですし、背景を広く写し取ることができるから、周囲の景色を伝えるのにもピッタリ。アクティブに活動する人にとっては、使い勝手のいいセルフィーカメラとなる可能性がありますね!
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