今もっとも美しい板。
ばいばいホームボタン以降の新しいiPad Proは、ベゼルも厚みも、細く薄くなりました。11インチと12.9インチともに、その厚みは5.9mm。厚み以外にも、角丸具合やベゼルの平面化など、お色直しした部分はいっぱいございます。
というわけで、新旧iPad比較と参りましょう。まずは新しい11インチiPad Proと、2017年10.5インチiPad Proの比較から。
11インチiPad Pro vs 10.5インチiPad Pro
右が11インチ、左が10.5インチ。わずかに11インチの方が薄いのがわかります。10.5インチiPad Proの、内側に盛り上がった分だけ薄くなったようにも見えますね。デッドスペースが無くなったともいえる。
上に11インチ、下に10.5インチ。面積はほぼほぼ同じです。
角丸の曲率も違います。11インチの方が角丸の入りが早いぶん、鈍い角丸になっていますね。からの〜?
このラウンド液晶画面との統合された美しさよ〜〜。ベゼルの面積が、ディスプレイを見たときの視野専有面積にいかに影響するかが、身にしみます。いや、目にしみます。
Smart Keyboard Folio、およびSmart Keyboard装着状態の比較。Smart Keyboard Folioは前面と背面をカバーしますから、やや厚みが出てしまうみたいですねぇ。ケース自体もわりと重いから、ごろ寝しながら触る時は外したいかも。
12.9インチiPad Pro vs 2017年12.9インチiPad Pro
今度は12.9インチ同士の比較。右が新しいiPad Pro、左が2017年iPad Proです。これだけ差があると、さすがに個別に触ってもわかりますね。本体の面積が大きいぶん、持った時の薄さも際立ちます。
上が新しいiPad Pro。同じ12.9インチとは思えないサイズ差!
角丸の曲率も、11インチの時と同じ。
ケース装着状態だと旧モデルの厚みを上回るのも、11インチと同様。サイズが大きいぶん、こっちの方がケースの重さも存在感もマシマシです。装着状態だと、片手で持ち続けるのはちょっとしんどいかなってレベルには重い。
11インチのSmart Keyboard Folioと、10.5インチのSmart Keyboardを比較してみました。背面にSmart Keyboard Folioを装着した状態だと、裸の10.5インチの厚みを超えるようです。
最後にベゼル比較。今までのiPad Proのベゼルは、緩やかな丸みが指に優しくフィットしていました。対して新しいiPad Proのベゼルは、もう板を持ってるに等しい持ち心地です。今までは指の腹でホールドしていたけどそれがなくなったので、つまむような感覚もありますね。板、板です。
こう見ると、曲率の違いは一目瞭然。
ラウンドしたディスプレイへの感動は、iPhone Xですでに体験していたとはいえ、この面積で喰らうと興奮するなという方が無理な話。四角形のハメコミ感はなく、筐体デザインと一体化した、ワンステージ上のプロダクトというオーラをビッシビシ感じました。
新しいiPad Pro、みんなもぜひお店に来て、見て、触ろう!
Source: Apple