Smart Keyboardの、ちょっと新しいとこ見てみたい〜!
iPad ProをノートPCのように使うことができる周辺機器といえば、Smart Keyboardですね。キーボードがあると、文字入力が捗ります。
そこで、旧iPad Pro用であるSmart Keyboardと、新iPad Pro用であるSmart Keyoard Folioを比較して、どんなところが新しくなったのか検証してみました。今回は11インチモデルと10.5インチモデルで比較してみました。
背面を全部覆うケースになっている
まず、ケースのデザインが大きく変わっています。Smart KeyboardはiPadのサイドに取り付けるタイプですが、Smart Keyboard FolioはiPadの背面を覆うタイプになっています。
背面を覆うカバーをくっ付けるため、新iPad Proの背面には102個の磁石が入っています。磁石だらけなんです。ほぼ磁石なんです。
構造が新しくなって開きやすくなった
背面まで覆うようになって、キーボードを取り出す構造も変わりました。まずは旧iPad ProのSmart Keyboardから見てみましょう。
カバーが2回折りたたまれる構造になっているため、キーボードが使えるようになるまでの、くるりんぱっ、ずしゃん!という開きになります。
一方、新iPad Pro用のSmart Keyboard Folioはこんな感じです。
しゅたっ、しゅたっ!という感じでしょうか。こちらのほうがスマートに使い始められますね。
角度も2段階に
新機構によって、さらに角度も2段階に変えられます。膝上でも、デクスの上でも、使い勝手はかなりアップしています。
角度がちょっと変わっている
Smart Keyboard Folioと、Smart Keyboardで、角度を比較してみました。Smart Keyboard Folioのほうは、傾斜が緩いほうにセットしています。
Smart Keyboard Folioのほうが、若干角度がきついですかね。まあ誤差レベルですけども。
ただ、この角度の違いにより使いやすかったり使いにくかったりということはないんですけどね。
打鍵感はほぼ同じ
人形は顔が命ですが、キーボードはキーが命です。ぱっと見わからないかもしれませんが、右がSmart Keyboard、左がSmart Keyboard Folioです。
キーボード部分だけ見ている感じは、どちらもほとんど変わりません。キーピッチも同じですし、打鍵感もほぼ一緒。ストロークの深さも違いを感じることはできません。
大きさ・素材も同じ
Smart Keyboard Folioのほうがほんの数mm、横幅が短くなっています。体感には何も影響なし。ちなみに、素材も一緒です。ただし互換性はないので、Smart Keyboard(旧)を新iPad Proに流用はできません。
最後に超便利。アンロックがスマートになった
Smart Keyboard Folioを着けた新iPad Proでは、アンロックがたいへんスマートに行なえます。
新型iPad ProはFace IDが搭載されているので、画面をタップして、上にスワイプしてアンロックします。タップからのスワイプ! 2回の動きが必要なんですね。
しかし、Smart Keyboard Folioを付けて、スリープ状態でスペースキーを2回叩くと、あら不思議。ロック画面からホーム画面に切り替わります。Smart Keyboard Folioを付けているときのほうがスマートにアンロックできるのです。
これ、結構感動するので、ぜひやってみてください。
Source: Apple