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BA×8基で9.9万円のKINERAイヤフォン「ODIN」。eイヤホン独占

e☆イヤホンは、バランスド・アーマチュア(BA)ドライバを8基搭載するKINERA(キネラ)の最上位イヤフォン「ODIN(オーディン)」を9日に発売した。ユニバーサルタイプでリケーブルに対応し、MMCXモデルと2pinモデルを用意。価格は各99,000円(税込)。受注生産で納期は2カ月程度。

KINERA ODIN

片側に8基のBAドライバを搭載したイヤフォン。KINERAがエントリー向けイヤフォン「Bd005E」で培ったノウハウや、ユーザーの反応を活かし、フラッグシップに相応しいサウンドを実現したとする。

4ウェイ8ドライバで、ユニット構成はSonion製の低域×2と中低域×2、Knowles製の中高域×2と高域×2。音の特徴として、「音像を正確に描き、細部まで表現する解像感と曖昧さのない、芯のある音質。多ドライバながら音色個々に力があり、バランスが良く、程よい量感と制動の効いた中〜低域など特筆すべき点を持つ」と説明している。

再生周波数帯域は20Hz~20kHz。音圧感度は116±1dB 3mW、インピーダンスは24Ω。

リケーブルに対応し、MMCXモデルと2pinモデルを用意する。導体に6N OCCを採用し、取り回しやすく柔らかい「silver flakeケーブル」が付属。コーティングよりも厚く銅線に銀を付着させることで銀線と銅線の両方の特性を持つとしている。ケーブルの長さは1.2m、プラグは3.5mmのステレオミニ。

silver flakeケーブルが付属
パッケージと製品内容