限定40台。そのうち日本に割り当てられたのは2台!
第二次世界大戦時、ドイツ軍が採用したBMWのサイドカーの設計図がロシアに渡り、その性能の高さからソ連軍がコピー生産。そして戦後、当時の設計を生かして市販車として販売されたのがサイドカーの「ウラル」です。メタルギアソリッド3にも登場しましたね。
現在のバイク・サイドカーと比べるとすべてがクラシカル。しかし頑丈でシンプルなメカニズム、濃厚なミリタリーさも相成って、一部に根強いファンを持つんですよ。僕も一時期所有していて、北海道ツーリングなどに使っていました。
基本構造は踏襲したまま、さまざまなバリエーションモデルが存在するウラルですが、新たに登場するのはなんとドローン搭載モデルの「Ural Air 」! 側車の前側にDJI Sparkの基地を備え、そこから飛び立たせることができるんです。
旧道や山の散策中に迷っても大丈夫。鳥の視点で周囲の状況を確認できます。もちろん鳥だけが見えていた絶景写真&動画の撮影ギアにもピッタリ。USB充電機能を備えているので、バッテリーの充電にも悩まされません。
日本での販売価格は237万円。2輪駆動のため、普通自動車免許で運転できますよ。側車側をトランクスペースとして使えば、日常の買い物だってバッチリです。
Source: ウラルジャパン