プロなら尚更欲しいパラシュート・システムです。
中空を舞うドローンは、気象条件だけでなく電池やモーターのコンディションでも飛行が左右されます。
かつてフジロックで奇跡の夜景ドローン写真を撮った田中道人さんも、ドローンは「突然空中で電源が落ちたり、モーターの付け根が折れて墜落したり、アスファルトの上に落ちたら電池が燃えたりと、不意に壊れて寿命がくるのも半年くらい」なんて裏話を教えてくれたくらい、とっても壊れやすい機械なんです。
そんなドローン操縦者たちに救世主が登場しました。それが後付けするパラシュート・ユニットの「DRONE RESCUE」。
ではFresh Gadgetsより、テスト映像をご覧ください。
この映像は、重さ5kgのドローンを使ったテスト時のものでした。公式サイトによりますと、ユニットの総重量は200gと軽量で、重さ2~15kgまでのドローンをカバーするとのこと。
墜落は自動検知で、落下開始から8m以内で開くよう設計されています。降下率は秒速3mとゆっくりで、真っ赤なパラシュートがどこに着地したのか、ひと目でわかるよう目立つ色になっています。
ほかにも2~7kgのドローン用という小型版も作られているのですが……いずれもまだ値段は決まっていないようです。
ドローンそのものも墜落・破損したら大痛手ですが、もし高価な撮影機材もくっつけてたら大損害ですよね。そんな危険を少しでも緩和してくれるパラシュート、操縦者のみなさんもいかがでしょうか?
Source: YouTube via Fresh Gadgets via Drone Rescue
Reference: 田中空撮