新たなブームを作れるか。
Facebookが、TikTokやMusicallyの競合アプリとなるであろうショートフォームビデオプラットフォームの新アプリ「Lasso」をローンチしました。
米Gizmodoに寄せられたFacebookのコメントによると、「Lassoはコメディ、美容、フィットネスなどさまざまなエンターテイメント動画をショートフォームで送るスタンドアローンアプリ」だそうです。
TechCrunchによると、Lassoは「基本的にTinkTokと同じ」で、「ティーンズ向けで、おもしろ楽しく、クリエイティブに重点を置いて作られている」のだとか。Facebookが持つInstagram同様、フルスクリーンのプラットフォームでDiscoverページがあったり「Today’s Top Creators」のフィードがあったりします。
ユーザーはFacebookかInstagramのいずれかを使ってログインすることができ、アプリ内体験をユーザーの興味に合わせて調整できるようになるようです。Lassoのクリエイティブ・ツールには速度調節や音楽を加える機能が含まれています。ライセンス付きの楽曲は数百万本。
現在、アプリはFacebookのストーリーズにクロスポストすることが可能で、じきにInstagramのストーリーズにも投稿できるようになるとのこと。プラットフォームにある全てのプロフィールとビデオは一般公開されるので、そこは注意しておかなければいけません。
The Vergeによると、ピュー研究センターが今年初めに行なった調査の結果、米国内の13-17歳のおよそ半数がFacebookを使っていることがわかっています。2014年〜2015年に行なわれた調査では、71%という結果だったので減少傾向にありますが、それでも2人に1人が使っていることになります。
FacebookはLassoのローンチを大々的には行なわず、小規模展開しつつユーザーやクリエーターからのフィードバックを拾っていく方針だそうで、現時点でアプリが使えるのは米国のiOSとAndroidのみ。
Instagramすら使いこなせていない私は次々登場する新機能や新アプリにちょっぴり戸惑いと気後れを感じてしまいます。歳をとったということなんでしょうかね。
Source: TechCrunch, The Verge